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早期化が進む就活に合わせたサービス活用で内定者を獲得 就活クチコミアワードGOLD受賞の鈴与システムテクノロジーの活用法とは

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kv_鈴与システムテクノロジー株式会社

課題
  • IT業界を志望する学生の就活の早期化が進んでおり接点を持ちづらい
  • 県外在住学生のU・Iターンのための直接アプローチができていない
導入の決め手
  • 学生が最もよく使った就活サービスランキングで上位にランクインしていた
  • ワンキャリアに登録している学生に対してスカウトで直接コミュニケーションを取れる
得られた成果
  • クチコミ収集により「ONE CAREER 就活クチコミアワード2025」東海ランキングでGOLDを獲得
  • 早期エントリーは1.2倍ほど増加
  • クチコミアワードGOLD受賞した旨をスカウト文面へ記載し開封率・受諾率が向上した

本社を静岡に置く鈴与システムテクノロジー株式会社は、220年以上の歴史を持つ鈴与グループの事業を、IT面から支えています。物流・エネルギー事業を中心に、食品や建設事業、航空事業と、多岐に渡る分野において、グループのシステム開発・保守・運用を担ってきました。

今回は鈴与システムテクノロジーにおけるワンキャリアクラウドのサービス活用について、同社の井上さんにお話を聞きました。

【課題】就活早期化に合わせた採用活動の実施が必要となった

――サービス導入時に抱えていた採用課題を教えてください。

就職活動の早期化に向けて動き出す学生に適応したサービスの導入を考えていました。

当時すでに利用していた他社の就職活動ナビサイトは登録学生数が多く、エントリーの流入もあり、採用活動における母集団形成の核となるツールにはなっていました。一方、それらのナビサイトでの情報解禁は毎年3月1日のため、早期に動き出す学生には対応できていませんでした。

弊社が属しているIT業界を志望する学生は早期化が進んでおり、当時はナビサイトの費用対効果について課題感がありました。

また、静岡県内在住のターゲットの母集団形成はできていましたが、県外在住学生へのU・Iターンのための直接アプローチができていない課題もありました。

【導入背景】就活早期層/首都圏学生へのアプローチ・クチコミ活用での採用ブランディングに期待していた

――ワンキャリア導入背景について聞かせてください。まずワンキャリアをどこで知ったのでしょうか。

ワンキャリアについては、実は以前から注目していました。学生が最もよく使った就活サービスランキングで上位に挙がっていることも多く、あるランキングではナビサイトの2強に割って入ることもありました。大きな話題にもなっていたため、私たちとしても効果を知りたいと考えていました。

きっかけとしては、採用管理システムの導入を目的として人事業務支援に特化した展示会に参加したことですね。展示会にはワンキャリアも出展していて、ブースでサービスについて詳しく知ることができました。

――ワンキャリア導入にあたっての期待をお聞かせください。

就活早期化への対応はもちろんのこと、採用ターゲティングの精度向上も期待していました。

当時は、私たちの主なターゲット層である静岡県内在住の学生に比べると、県外からのUIターンを考えている学生へのアプローチは十分ではなかったと考えていました。

ワンキャリアに登録している学生は情報感度が高く、主体的に情報をキャッチし、多角的な視点で志望企業を選んでいる印象がありました。ワンキャリアの導入によって、そういった早くから就活に動いている学生に、スカウトサービスによって直接コミュニケーションを取れることは魅力として映りましたね。

(キャプション:鈴与システムテクノロジーのHPに掲載している事業領域に関する説明)

また、地方にあるBtoBのIT企業として、学生が仕事をイメージしにくいのではないかという懸念払しょくも期待していました。自社の情報発信に限界を感じていたこともあり、ワンキャリアのクチコミサービスなどによって、第三者視点で企業の魅力を伝えられるのではないかと考えていました。

ユーザー層と、クチコミとスカウトの併用による相乗効果が見込めると考え、スカウト機能で注目されているワンキャリアでその有用性を試してみようと導入に至りました。

【導入後の活用方法①】ワンキャリア経由でUIターン/首都圏の学生にアプローチ を実施

――採用にあたっての施策についてお聞かせください。

弊社は基本的に静岡県に在住している学生を多く採用していますが、26年卒に関しては例年よりUIターンの学生の採用が増え、ワンキャリアが効果に結びついていたと考えています。

基本的な戦略としては、まずUIターンや首都圏の企業を志望している学生に、ワンキャリアのスカウトを使って、その他に県外大学への直接訪問やセミナー、大学生協の主催イベントへの参加などを組み合わせました。また、夏季の1dayインターンや10月の採用選考時など、その都度イベントの案内メールも送っています。

【導入後の活用方法②】採用ブランディングのためクチコミ収集。収集のコツは学生との関係構築

――御社は導入初年度に「ONE CAREER 就活クチコミアワード2025」東海ランキングにおいてGOLD賞を受賞されています。導入時に行った施策などを聞かせてください。

ワンキャリアの強みであるクチコミを集めることには注力していました。

クチコミは、ポジティブな意見ばかりではなく、ネガティブな意見でも構わないと。多くの学生の生の声を集めることが、企業の魅力を伝えることや今後の母集団形成にもつながると考えていました。

基本的には、インターンなどに参加した学生に対しては、イベント後には必ずメールで「クチコミにご協力をお願いします」と案内していました。ほかにも、内定者や辞退者に対しても個別にクチコミへの協力は呼びかけていました。

回答を分析してみると、26年卒の辞退者からの回答率の高さが印象的でした。それまでの選考におけるコミュニケーションを通して「お世話になったから」、あるいは「後輩のために」という思いで書いてもらえているようです。

――採用候補者との関係構築でどのようなところに注力されていたのでしょうか。

フラットな関係性を意識していました。

例えば、早期から選考を実施していたこともあり、内定者も早くから入社を決めるのは難しかったはず。そのため、内定後も自由に就職活動をしてもらい、最終的に入社を決めてくれたら嬉しい、といったスタンスでのコミュニケーションを心がけていました。

私たちとしては、内定者からのクチコミはもちろん、辞退者や選考から離れた候補者のクチコミも非常にありがたいと考えています。彼ら彼女らの、どのような気持ちやモチベーションで選考を受けていたのか、どういった気持ちで他社に移ったのかという考えがクチコミに反映されていて、非常に役立つ内容だと言えます。学生にとっても、辞退者からのクチコミは真実味があると捉えられるのではないでしょうか。

クチコミは書くにも労力がかかるはずで、それでも書き切ってもらえるのはありがたい限りです。関わった社員の顔を浮かべながら記入していることもあるはずなので、私たちにとっては、いかに学生と関係を構築できるかが重要だと言えます。クチコミのためだけではありませんが、フラットな関係を築くことを続けられると、入社を希望する学生も結果的に増えていくと考えています。

【導入後の成果】早期層の学生エントリーの増加とスカウト開封・受諾率の向上

――サービス導入から一年ほどで、エントリー数などでの変化はありますか。

エントリー数自体に大きな変化はありませんでしたが、早期エントリーは1.2倍ほど増加しています。選考参加者や内定者を見ても、早期エントリー者の割合が増えていました。

スカウトメールも、ワンキャリアのカスタマーサクセス担当の方にアドバイスをもらい、文理問わず幅広く応募してもらえるように、「デジタル業界で挑戦してみたい」という気持ちをかき立てるような文言や、受賞後は、文面にクチコミの点数やGOLD受賞という文言を入れるようになったこともあってか、開封率と受諾率は確実に上がってきていると言えます。

ターゲットは静岡へのUIターン層をメインに、志望業界がIT、志望勤務地や出身を静岡としている学生にスカウトメールを送ることが多かったですね。学生の記入欄には出身高校まであるため情報が詳細で、私たちとしても静岡との関わりがあるかどうかを深くまで調べられたため、非常に有益でした。

―クチコミアワードGOLD受賞後、貴社内ではどのような反応を得られましたか。

今回、クチコミアワードGOLDの受賞は社内でもポジティブに受け取られました。普段は接点の少ない事業部門の社員から、「受賞したね。すごいよ」と声をかけてもらうことが増えましたね。

個人としても、社長表彰をいただくきっかけとなり、ワンキャリアの利用を通じて採用担当者としても一つの成果をあげられたのは印象深かったです。

―最後に、ワンキャリアへの期待があれば教えてください。

クチコミを学生さんに記載いただく中で、選考から離れてしまった・辞退してしまった方の声を見られることは非常にありがたいですね。

どういうモチベーションで選考を受けていたのか、どういう気持ちで他の企業を選ぶに至ったかをクチコミを通じて分析できるのも大きなメリットかと思います。

今後はさらに、ツール上で登録した学生がどのようなキャリアを歩んでいきたいかまで把握できると、採用企業としても学生の解像度がさらに上がるのではないかと期待しています。

社名
鈴与システムテクノロジー株式会社
事業内容
システム開発(システム開発及び販売業務) パッケージ製品(パッケージソフトの開発及び販売業務) 運用サービス (コンピューター及び周辺機器の販売、システムネットワークインフラの提供及び監視、情報処理の受託業務、データストレージ設備の賃貸借業務)
従業員数
322名(2025年4月1日現在)
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