- 課題
- ワンキャリアを軸に、新卒採用に本腰を入れてから応募者数が急増し、スプレッドシードでの応募者管理には限界を感じていた
- 学生へのメール連絡に多くの時間と労力が取られるなど、採用担当者の業務がひっ迫していた
- 面接官を務めていた現場社員の評価入力などの作業負担が大きかった
- 導入の決め手
- ワンキャリア求人掲載から応募した学生の情報が自動でATSに登録されるなど業務効率化を期待できる機能が豊富だった
- UIデザインが非常にわかりやすく、使いやすい設計だった
- 新卒採用を始めたときからのパートナーであったワンキャリアに対し信頼感があり、ATSにも安心感があった
- 得られた成果
- 倍増した応募者数に対して、以前と同じ工数で応募者管理ができ、実質的に業務効率が50%向上した
- 業務を効率化したことで生み出された時間を有効に活用し、学生との接点の維持・強化など採用担当者の本来業務により注力できるようになった
2020年に設立したスタートアップの同社。「デジタル×クリエイティブを軸に、あたらしい答えを作る」を目指し、戦略から企画・制作、広告運用まで、全領域を一気通貫でサポートしています。そんな同社が新卒採用に本腰を入れたのは2023年卒から。ONE CAREER CLOUDの求人掲載を導入・活用いただいたところ想定以上の応募があり、採用担当者の業務効率向上が大きな課題に。そこで、ONE CAREER CLOUDのATS(採用管理システム)を他社に先駆けて導入いただきました。ATS導入でどのような効果が得られたのか、お話を伺いました。
ONE CAREER CLOUD 求人掲載で、新卒採用初年度から応募者500名を実現

──まずは、新卒採用を開始したタイミングやその背景などを教えてください。
森本さん:当社は2020年に設立したスタートアップで、2022年までは新卒採用自体を行っていませんでした。さらなる事業成長を考え、新卒採用を組織拡大の軸にしていこうと2023年卒の学生を対象に初めて新卒採用に取り組みました。
――その際にONE CAREER CLOUDを選ばれた理由はなんでしょう?
森本さん:新卒採用に照準を絞ったさまざまなサービスを比較検討しましたが、ONE CAREER CLOUDがもっとも採用単価を抑えられそうだったこと、画像を大きく表示できるので、応募者に対して、当社の強みであるクリエイティブを活かした訴求ができると考え、導入を決めました。
――ONE CAREER CLOUD求人掲載を導入されてから、どのような効果がありましたか?
森本さん:想定以上の成果が出ましたね。具体的には、初年度の2023年卒だけで約500名のご応募をいただきました。設立間もないスタートアップの当社に、そんなに多くの学生が応募してくれたのにはびっくりしました。しかも、応募者の中には長期インターン経験者など当社が求めていた学生の割合が高かったことも良かった点です。それにONE CAREER CLOUDの採用計画サービスでは、学生が当社のことをどう思っているのか、「学生のクチコミ」を見ることができます。面接をする前から当社の採用担当全員が面接に来る学生のクチコミを見ていたので、個々の学生の解像度がグンと上がり、採用にかける時間を短くでき業務の効率化が実現しました。
応募者の倍増で採用業務がひっ迫、ONE CAREER CLOUDのATSの活用を検討
――2025年卒採用からはONE CAREER CLOUDの新サービスである採用管理システム(ATS)をご活用いただいています。このタイミングでご導入いただいたのは、どのような理由からでしょう。
森本さん:ONE CAREER CLOUDの求人掲載を導入してから2年目には、応募者数が初年度の約500名から約1,000名へと倍増しました。まさに嬉しい悲鳴で、それまでのスプレッドシート(表計算ツール)での採用管理ではとても対応できなくなりました。採用担当者の工数が増えたことに加え、ネックだったのが応募者にメールで連絡を取ることでした。このタイミングで採用管理を効率化しておかないと、学生への連絡業務だけで採用担当者の1日が終わってしまうという危機感を持ちました。そこで、ATSの導入を検討しました。
――数ある採用管理システムの中で、当社のATSをお選びいただいたのはなぜでしょう。
森本さん:まずは新卒採用の開始当初からワンキャリアと一緒にやってきたので、当社の採用思想を十分に理解してくれていたことです。また、ONE CAREER CLOUDの求人掲載経由の学生が自動的にATSに取り込まれるので、これなら学生情報の入力などの業務が効率化できると感じました。あとは、操作性ですね。デザインやUIが使いやすい。加えて、価格がリーズナブルということも決め手でした。
メール一括送信や面接通知の自動化などで、採用業務の効率を50%アップ

――実際にワンキャリアのATSを導入してみた効果はいかがでしたか?
森本さん:学生にオンライン面談や面接のリンクをメールで送付する作業をATSで自動化できたことに加え、連絡メールの一括送信などで採用担当者の工数を大幅に削減することができました。応募者数は倍になりましたが、新卒採用を始めた当初と同じ工数で応募者の管理ができているので、実質的には工数半減、生産性50%アップです。また、面接官が面接評価を記入する負担を大幅に軽減できたのも大きな効果です。効率化で採用担当者に時間が生まれるので、応募者との接点の維持・強化といった本来の業務により多くの時間を割けるようになると考えています。
――今後の新卒採用に向けて考えられている展望を教えてください。
森本さん:広告業界は「人」の引力が非常に重要です。そして、大手広告代理店など、競合が非常に強い領域でもあるため、中途採用だけで継続的に会社を大きくしていくのは難しいと考えています。そのような変化が激しい広告業界の中で、当社は、既存事業のみならず、新たな領域へのチャレンジを今後も続け、「新しい問いを立て、新しい答えをつくる」会社であり続けたいと考えています。そのスタンスに共感してくれる学生に入社してきてほしいですね。今は当社の価値観やカルチャーを作っている最中ですので、優秀な学生たちに、ぜひ当社を選んでいただきたいと思っています。
──最後に、今後ワンキャリアに期待することがございましたら、教えてください。
森本さん:応募者への露出を増やしていくために、YouTubeなどの動画コンテンツの制作も今後は検討していきたいですね。また、ワンキャリアの「就活クチコミアワード」、これはぜひ受賞を目指していきたい。今後も当社のよきパートナーとして、一緒に歩んでいただきたいと思います。
