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デジタル領域強化を牽引できる人財を──「印刷会社」から脱皮する凸版印刷、新卒採用の次の一手

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kv_凸版印刷株式会社

課題
  • 学生から印刷以外の事業への理解が得られていなかったため、幅広い層へ自社の印刷以外の魅力を発信していきたかった
  • 新たな事業を生み出せるような、いわゆる優秀層の採用を強化する必要があった
導入の決め手
  • 合同説明会へ参加した際、優秀な学生が集まっていることを実感した
  • 質の高い学生からの応募が増え、費用対効果を実感したことから、継続を決めた
得られた成果
  • 「印刷業」だけでなく、凸版印刷の「事業の幅の広さ」に興味を持って集まってくる学生が増えた
  • ONE CAREER経由で本選考に進む学生の数も、21卒から22卒にかけて2〜3倍にまで増加している

凸版印刷は、印刷事業の他にもマーケティングやイベント企画、近年はIT、デジタル分野など、多岐にわたる事業を展開しています。そのため、印刷業界以外を志望する学生にもアプローチをするべく、ONE CAREERのYouTube配信や記事コンテンツを活用しています。その中で見えてきた成果や、ONE CAREERの強みについて、人事部 採用チームの大貫慎さんに伺いました。

「印刷業」にとどまらず、新しい価値を生み出せる学生との出会いを求めていた

──ONE CAREERを導入した経緯を教えてください。 

大貫さん:ONE CAREERを導入したのは、約3年前です。初めてサービス紹介を受けたときに、上位校の学生に向けた合同説明会を開催すると聞き、それに興味を引かれて参加しました。 

印刷以外に事業の幅を広げるにあたって、新たな事業を生み出せるような優秀な学生に出会いたい、というニーズがあり、いわゆる上位校学生の志望者を増やしたかったのです。

――ONE CAREERを導入して、どのような変化がありましたか。

大貫さん:ONE CAREERのユーザーは上位校の学生が多く、質の高い学生が集まっている印象でした。1年目は、合同説明会と少人数の座談会経由で、本選考・内定に繋がった学生の数や割合などの結果に注目しました。ONE CAREER経由の応募数はそこまで多くはなかったものの、やはり学生の質が良いという結論で、費用対効果という面でも評価が高く、継続することにしました。

応募数については、ONE CAREERで2〜3年かけてアピールをコツコツ続けていけば増えていくだろうと考えていたこともあり、その後も継続しました。2020年からは利用するサービスの幅を広げ、YouTubeでのWeb説明会、ONE CAREER SUPER LIVEや記事型広告も積極的に活用しています。 

当社は印刷業の会社というイメージが強いと思いますが、実は印刷の枠を超えて、マーケティングやイベント企画、半導体関連製品の開発製造、そして近年はITやデジタルに力を入れるなど、手掛けている事業は多岐にわたります。

しかし、こうした印刷以外の側面は学生にはあまり知られていないのが実情でした。ONE CAREER SUPER LIVEでは、さまざまな業界の企業様と対談を行うので、印刷業界以外を志望する学生にもアピールできると考えました。

「広さ」と「深さ」を使い分けた広報戦略で、印刷業界「外」志望の学生へのアプローチに成功

――ONE CAREER SUPER LIVEや記事型広告は、どういった点に魅力を感じて利用を始めたのでしょうか。 

大貫さん:ONE CAREER SUPER LIVEは、他社も交えて行うクロストークが良いですね。

対談の組み合わせを、ONE CAREERさんに多少リクエストさせていただいていますが、大手広告会社や総合商社など、印刷業界「外」の人気企業と対談できていることが良いですね。

記事型広告では、より深く当社のことを知りたい学生に向けて、私たちの伝えたいポイントやこれから目指していくことなどに焦点を当てて発信していくことができる部分に魅力を感じています。

――ONE CAREERを使ってみて、どのような成果が得られていますか。

大貫さん:ONE CAREER SUPER LIVEのクロストークや記事を見て当社のイベントに足を運んでくれた学生に多くリーチできており、その効果を感じています。ONE CAREERから本選考に進む学生の人数も順調に増加していて、2022年卒と2021年卒を比較すると、2~3倍になっていますね。 

加えて、ONE CAREER自体のユーザー数も伸びていると聞いていて、勢いがあるのを感じています。それでいて学生の質を維持していることもあり、当社の中での採用施策としての優先順位も高いです。次にどういった場でどういったアピールをしていくのかという戦略を立てる際に、ONE CAREERの名前がよく出るようになっています。

――印刷業以外の事業もアピールしたいという意向がありましたが、学生が凸版印刷に抱くイメージが変わった感覚はありますか?

大貫さん:以前は印刷会社を志望している学生が説明会を聞きに来て、「何かいろいろやっているらしい」と知ってもらうパターンが多かったです。しかし、最近は「凸版がおもしろい事業をたくさん行っていると聞いたから来た」という学生が増えていて、一歩前進したと感じます。 

これはONE CAREERだけでなく、最近放映を始めた当社のテレビCMの効果もあるとは思いますが、当社で内定を出す学生の併願先がITや金融、商社など多岐にわたるようになってきており、さまざまな層の学生へのアピールが着実にできている証拠だと思っています。

会社として注力するデジタル領域を牽引できる人財の採用にチャレンジしていきたい

――ONE CAREERのさまざまなサービスをご活用いただいていますが、どのような点を特に評価しますか。

大貫さん:ONE CAREER SUPER LIVEは、構成やトークの内容はもとより、スタジオセットや画角、画質、司会者に至るまで、全てにおいてクオリティが高いです。それだけで視聴してもらえる可能性は上がるでしょうし、視聴した学生が感じ取るものも違ってくると思います。

また、やりたいことがはっきり決まっていなかったり、困ったことを相談したりすると、採用のプロ視点から適切な提案をしていただけるところもいいですね。記事型広告を出稿した際にも、記事内に当社のCM動画を埋め込んだり、タイトルから印刷業以外の事業をやっていることが分かるようにしたりと、柔軟に提案していただきました。

――今後、ONE CAREERをどのように活用していきたいですか。

大貫さん:全国で採用を行っている当社にとって、全国にアピールしやすいオンライン配信はとても有用なので、今後も継続して活用していきたいと思っています。加えて、少人数での座談会など学生と対面で話せる機会も創出し、オンラインとオフラインのハイブリッドの形で展開していけたらと思っています。

当社の採用活動においては、DXを牽引できるデジタル人財の確保が今後の課題です。ONE CAREERにはデジタル人財や理系人財と接点が持てるような機会を作っていただきたいと思っています。当社よりもさらにDXに特化した会社がある中で、当社を選んでもらうのは簡単なことではありませんが、凸版だからこそ実現できるDXを突き詰め、アピールしていきたいですね。

社名
凸版印刷株式会社
事業内容
「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開
従業員数
連結52,401名(2021年3月末現在)
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