- 課題
- 「おもちゃメーカー」というイメージと、実際の事業内容や求める人物像に解離があった
- バンダイ/BANDAI SPIRITS製品やキャラクターが好きというだけでなく、熱意とロジカルな視点をもってプロジェクトを推進できる人物を求めていた
- 導入の決め手
- 内定者の間で利用者数が増えており、学生に認知されている点を評価した
- 「ONE CAREER LIVE 」や「記事型広告」のように、会社や社員を多角的に知ってもらうコンテンツが揃っていたため
- 得られた成果
- 自分の思いなどをロジカルに言語化ができる、求める人物像に近い学生との接点が持てるようになった
株式会社バンダイ/株式会社BANDAI SPIRITSは、日本有数のエンターテインメント企業であり、近年はAI・IoT時代を捉えたリアルとデジタルを融合させたモノづくりにもチャレンジしています。株式会社バンダイ/株式会社BANDAI SPIRITSは、そんなこれからの会社をともに作ってくれる人材の採用に向け、ONE CAREERを利用しています。同社の抱えている課題やその具体的な解決方法など、人事部戦略チームの藤岡彩加さんに伺いました。
学生が持つ“おもちゃメーカー”のイメージと、求める人物像とのギャップを埋められずにいた

──御社がONE CAREERを利用される前に抱えていた課題を教えてください。
藤岡さん:学生が持つ「おもちゃメーカー」というイメージと、実際の事業内容や求める人物像に乖離があったことですね。
当社は子ども向け玩具に加え、さまざまな世代に向けたキャラクター商品を扱っているので、学生との距離は比較的近い企業だと思います。ただ、その印象がゆえに「バンダイに行きたいです!」と言われることが多かったんです。どうしても“キャラクターが好きな人が受ける会社”というイメージが先行していました。
しかし、弊社が求めているのは、キャラクターや当社の商品が好きというだけではなく、自らゴールを設定し、物事をロジカルに考えながら、チームメンバーとプロジェクトを推進できる人です。おもちゃのイメージが強い会社ですが、食品やアパレル、日用品など事業内容は多岐にわたります。
そのため、学生に「働く場所として考えてもらうこと」「弊社の求めるような人材に応募してもらうこと」そして「弊社で取り組める業務の実態を正しく知ってもらうこと」。この3つを課題として、試行錯誤しながら採用活動を行ってきました。その過程で、2022年卒の採用活動からONE CAREERを利用しています。
新たな角度からバンダイを知ってもらえる、コンテンツの豊富さ
──採用施策としてONE CAREERを選んだ理由は何でしょうか。
藤岡さん:内定者の間でONE CAREERを利用している人が増えたことがきっかけです。加えて、学生から広く支持されていることも知り、使ってみる価値は大いにあると判断して利用を始めることにしました。
──ONE CAREERのサービスの中で、特に満足しているものを教えてください。
藤岡さん:ONE CAREERでは求人掲載や、YouTubeで行う企業説明会「ONE CAREER LIVE」、そして記事型広告を利用しています。
求人掲載では自社に対しての学生からのクチコミを見ることができます。会社について知る、何かしらの機会に参加した学生が、自分の言葉で弊社について紹介してくれるのはありがたいですね。弊社の説明会や選考に参加していない学生にとっても、バンダイという会社を知る上で、参考にしてもらえる情報になると思います。
また、弊社はもともと社員を前に出す社風ではありましたが、現場社員を取り上げていただいた記事型広告のように、社員の業務内容やその背景にある思いを記事にして学生に知っていただく機会はこれまではほとんどありませんでした。一社員について深く掘り下げてもらえたことで、「バンダイ」という会社を普段とはまた違った角度から伝えることができたと感じています。

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説明会では本質的な質問も。求める「ロジカル」さを持つ学生との出会いが増加

──ONE CAREERを利用して、どのような変化がありましたか。
藤岡さん: ONE CAREERを利用したことで、弊社が求める人物像に近い学生との接点を持てるようになったと感じています。もうすぐONE CAREER経由で来た学生の内定承諾者数なども分かるようになるので、結果が楽しみですね。
──ONE CAREER経由で応募してきた学生には、何か特徴や共通点はありますか。
藤岡さん:ONE CAREERを通じて出会う学生は、自分の思いを言語化できる人や、物事をロジカルに考えられる人が目立つ印象です。YouTubeで展開する「ONE CAREER LIVE」や「ONE CAREER SUPER LIVE」でも、本質的な質問をする学生が多いですね。バンダイの商品やサービスは、実はかなりロジカルな思考プロセスを経て作られています。そういう意味でも、求める人物像に近い方に出会える場であると感じています。
また、エンターテインメントに関わる仕事は唯一の正解があるわけではないので、アイデアを自分で正解にしていくような力や、自分やチームメンバーを信じて突き進む力も必要。今後より一層、そんな学生にONE CAREER経由で来てもらえたらうれしいです。
成長意欲の高い仲間を集めるべく、ONE CAREERと並走しながら伝え方を磨いていく

──今後はどのような採用活動を行っていきたいですか。
藤岡さん:引き続き学生が持つ弊社のイメージと実際の姿のギャップを伝えながら、成長したい、何かを成し遂げたいといった想いのある人材を採用していきたいと思います。チャレンジする過程での失敗は不問なので、チームメンバーとともにどんどん挑戦することを進めていってほしいですね。
ONE CAREERは、近年学生にますます必要とされているサービスだと思います。今、ONE CAREERの担当者とともに、どんなワードを使って学生に弊社の魅力を伝えていくか、という段階から並走してもらっています。引き続きONE CAREERのサポートを受けながら、学生に響く自社のメッセージングを行っていきたいですね。
