- 課題
- エネルギー・インフラ業界以外を志望する学生層にアプローチできていなかった
- 学生の「本当の声」を集めて、採用活動にフィードバックすることができなかった。
- 導入の決め手
- 内定者の7割近くの学生がONE CAREERを使用していたこと
- ONE CAREER LIVEを通して、幅広い学生にアプローチできること
- 得られた成果
- 動画配信を見てエントリーしてくれる学生が増えた
- これまで東京ガスに興味関心を持っていなかった学生にもアプローチできるようになった
- クチコミを通して本選考へのフィードバックを取得、改善できるようになった
東京ガス株式会社は、これまで大手ナビサイトを利用していましたが、2021年4月からONE CAREERを導入。現在はONE CAREER LIVEへの出演をはじめ、ONE CAREER CLOUDやクチコミといった各機能を積極的に活用しています。今回は人事部の澤さんに、ONE CAREER導入のきっかけや採用に対する思いなどについて伺いました。
きっかけは、内定者の7割が利用していたこと。接点が少なかったインフラ業界以外を志望する学生にアプローチ

──「ONE CAREER」のサービスを導入された時期やきっかけを教えてください。
澤さん:本格的に使い始めたのは2021年の4月からで、それまでは大手ナビサイトをメインに使用していました。ONE CAREERを導入するきっかけは、内定者の声です。当社の内定者に利用していた就活サービスについてヒアリングしたところ、実に7割近くがONE CAREERを使っていたのです。その際に、ONE CAREERなら当社が獲得したい人材にきちんとアプローチできると考え、ぜひ使ってみたいと考えました。ONE CAREER LIVEなどの広報手段を通して、これまであまり接点を持てていなかったエネルギー・インフラ系以外を志望する学生にもアプローチできることも期待していましたね。
──実際にお使いになってみて、いかがですか?
澤さん:まず、クチコミで学生のフラットな「生の声」を聞けるのはすごくありがたいですね。例えば、本選考を受けていただいた学生から「その選考がどうだったか」などの声を直接聞くのはなかなか難しいのですが、クチコミなら「選考の面接担当が~~だった」など、あくまでも一個人の意見かもしれませんが、学生の本音を聞くことができます。クチコミから自社の採用フローへのフィードバックを得られるのはONE CAREER独自の良いところだと思いますね。
学生目線で魅力を引き出せるのがONE CAREER LIVEの魅力

──ONE CAREER LIVEをご利用いただいて、採用はどのように変わりましたか。
澤さん:YouTube動画は当社があまり注力できていないところでした。ONE CAREERの公式アカウントにアーカイブ動画を残せるのは、継続的に多くの学生にアプローチできるので非常にありがたいと思っています。また、自社のマイページ上にも動画のリンクを貼れるので、そこから学生にも見てもらえます。
これまでは、採用活動をしてもエネルギーやインフラに関心がある学生しか当社に興味を示してくれないのが実情でした。それに対して、ONE CAREER LIVEのように、他の多くの企業と一緒に出演させてもらえると、「他の会社に興味があったけど、たまたま目に入ってきたから」と東京ガスを認知してもらえるかもしれません。他の企業を見ていた学生にもアプローチできるところが、当社のようにイメージが先行しがちな会社には魅力的に思えますね。
──ONE CAREER LIVEで自社の魅力は十分にアピールできたとお感じですか?
澤さん:司会の方が学生目線で質問していただけたのが、すごく良かったと感じています。「東京ガスはガスだけでなく電気もやっている」といったことは、学生の皆さんもご存知かもしれませんが、そういった内容についても司会の方がフラットに質問してくれるので、我々も単なる事業説明でなく、そこから一歩踏み込んで派生した話ができます。また質問内容についても、学生の目線で知りたいことを深掘りしてくれるので、当社が学生に訴求すべきポイントを引き出してもらえます。結果的に多くの学生に身近に感じてもらえるようになったと思っています。
学生は将来の顧客やパートナーにもなり得る存在。期待に応える透明性のある採用を目指す

──今年の4月からONE CAREERをご利用いただいていますが、夏のインターンシップなどで「ONE CAREERを見た」という学生もいましたか?
澤さん:はい。「ONE CAREERを見て興味を持った」「ONE CAREER経由でエントリーした」という声も結構ありました。これは予想以上の数でしたね。実際にONE CAREER経由でマイページを作った学生を見ると、今まで取りこぼしていたかもしれない層、そもそも東京ガスに興味関心を持たなかった層にもアプローチできていると思います。
そういった取りこぼしていた層の学生は、仮に最終的に選考を受けていただけない場合でも、社会人になったときに東京ガスを好意的に見てくれるかもしれませんし、その学生が入社した企業と当社との間に何かご縁があるかもしれない。そういった意味では、今の採用の段階から、東京ガスがどんなチャレンジをしているのかを多くの学生に伝えることは、とても意味のあることだと感じています。
──ONE CAREERのご利用が、未来のお客様になり得る人へのアピールにもなっているということですね。最後に、新卒採用を通して目指しているものがあれば教えてください。
澤さん:一番強く思うのは学生に寄り添っていきたいということ。東京ガスのホームページをはじめ、メディアや就活イベントを通じて当社の情報をきちんと発信し、選考もクチコミをもとに改善して明瞭に実施する、そうして学生の期待に応えていきたいです。ONE CAREERはいろいろな情報を多角的に発信していて、フラットな目で東京ガスを見てもらえますから、学生にもフラットに評価していただきたいと思います。
