販売パートナー募集ログイン

マス向け露出が難しくても戦い方はある──JA三井リースが見せる、本気の動画コンテンツ改革

  • 求人掲載
  • オンラインイベント・動画
kv_JA三井リース株式会社

課題
  • ターゲットとする学生の母集団形成ができていなかった
  • 学生への露出機会が少ないため、就職先の候補として認知してもらえていなかった
導入の決め手
  • 早期より就職活動を開始する学生が多く利用していた
  • 他社サイトと比べて、学生のニーズに合ったコンテンツ作りをしていた
得られた成果
  • ONE CAREER LIVEのアーカイブ視聴者数が、自社で内製した動画の10倍だった
  • 採用チームメンバーの内製動画制作に対する認識が変わった
  • ONE CAREER経由のエントリー数が社内で2番目の多さに

JA三井リース株式会社は、農林水産業の発展を支える金融機関、農林中央金庫と、グローバルにビジネスを展開する総合商社、三井物産、安定した基盤を持つ2つの主要株主をバックボーンとした大手総合リース会社です。同社では、リース業の魅力を学生に伝え、認知度向上とターゲットとする学生層へのアプローチを図ることを目指し、ONE CAREERを活用しています。今回は人事総務部 人材開発室の折原さんと海老原さんに、導入の経緯と成果、導入後の採用活動の変化などを伺います。

「他社と同じことをしてもターゲットには出会えない」知名度向上のため、新たな施策を

──もともと、新卒採用ではどのような課題を持っていたのでしょうか?

折原さん:業種柄、学生からの認知度が低く、ターゲットとする学生を中心とした母集団を作れていなかったことが課題でした。リース会社は、企業向け事業(B to B)がメインであり、テレビCMなどマス向けに露出する機会が少なく、学生の就職先候補に上がりにくい状況でした。

以前は、大手ナビサイトが主催する合同企業説明会などにも参加していました。しかし、時代の変化もあり、より学生に印象を与えつつ当社を知ってもらう機会を効率的に増やしたいと考え、ONE CAREERを検討し始めました。

──ONE CAREERを利用する決め手は何だったのでしょうか。 

折原さん:多様な学生の利用が多かったことも理由の1つですが、大手ナビサイトと比べて、学生のニーズに合ったコンテンツを企画していることに新しさを感じました。ターゲットとする学生に出会うために、採用活動を大きく変える必要性を感じており、新たな訴求方法を試みようと考えたのです。

若手担当者が押し切って出演したONE CAREER LIVE、視聴数は内製動画の10倍に

──ONE CAREER LIVEをご利用いただいていますが、効果はいかがでしたか?

折原さん:最初、ONE CAREER LIVEへの参加を決めたとき、上層部では「えっ? YouTubeなの」と効果を不安視したり、反対する声がありました。それを若手の採用担当者が説得して、出演が決まったという裏話があります(笑)。 

海老原さん:その後、2回連続でONE CAREER LIVEに出演させてもらいましたが、手応えを感じています。自社でも内製した動画コンテンツがあるのですが、ONE CAREER LIVEの再生回数は2,500回以上。公開範囲の違いはありますが、10倍ぐらい違いましたね。

折原さん:また、ONE CAREER LIVEによって、オンラインを活用した採用活動が効率的になった実感があります。YouTube上に残る動画のアーカイブを視聴する学生も含め、さまざまな学生との接触が増え、ターゲット層を含めた多くの母集団形成に繋がっています。

──ONE CAREER LIVEの動画で工夫した点はありますか。

折原さん:学生の皆さんに私たちの想いを届けるには、毎回同じように会社説明をするのではなく、「何を伝えたいのか」を明確にして、ポイントを絞らないといけないと思っています。採用担当メンバーも出演をきっかけに、「大勢の学生に視聴してもらいたい」「興味を引く内容にしたい」という意識が強くなり、コンテンツ作りにおけるマインドチェンジが図れたと感じています。

特に、ONE CAREER LIVEではファシリテーターが話を上手く引き出してくれます。内製の動画コンテンツでもその点から学び、学生から質問を募って、動画に取り込むなど、学生目線に立ってファシリテーションするなどの工夫をしています。「今回はこの人のこの点にフォーカスをしたい」といった、細部にまでこだわって作るようになりました。

エントリー数は順調に増加も道半ば。目線を下げずONE CAREERと伴走していきたい

──ONE CAREER LIVEに出演されて変化はありましたか。 

折原さん:ONE CAREER LIVEに加えて、記事型広告も利用していますが、取引先の方々から「見ましたよ」と言われることが増えました。紙媒体や自社採用ページだけでは訴求しづらい層にも認知されていると感じています。外に向けて特別な告知をしていなくても、「それだけ目に触れるものになっている」という実感がありますね。

海老原さん:母集団の状況を確認したところ、ONE CAREERからのエントリー数が利用している媒体の中で2番目でした。人数自体も、前年と比べて2倍に増えています。

──今後の採用活動の方針についてお聞かせください。

折原さん:採用活動では学生とのコミュニケーションがより一層重要になると思っています。今後も、目線を下げることなく、リース業の魅力と経営層が若手の意見に耳を傾けてくれる組織の魅力の両方をアピールして、採用活動の質を高めていきたいと思っています。

──今後ONE CAREERに期待することはありますか?

折原さん:最初にONE CAREERからご提案をいただいたとき、当時の当社の状況を客観的に分析して、「今のままでは目立てませんよ」とストレートに評価をしていただきました。そこから、今年はこれに取り組み、来年はこのイベントに出て……というように、いわば「3カ年計画」を提示してもらえたのが、とてもありがたかったのです。

今は、そのときに示していただいたことを一つひとつ実践に移す時期です。どういうアプローチでどう実践していけるのか、今後もアドバイスしていただきたい、そういったお付き合いができればと思います。

社名
JA三井リース株式会社
事業内容
賃貸事業、割賦販売事業、各種ファイナンス事業、その他付帯事業
従業員数
728名(単独)、1,939名(連結)/ 2021年3月31日時点
ご利用中のサービス
求人掲載オンラインイベント・動画
事例集をダウンロードする 事例詳細を聞く