- 課題
- 思考力の高い優秀な学生からの応募を増やしたかった
- コロナ禍で対面での機会が減り、自社の魅力である「人柄」を伝えるのが難しくなった
- 入社後のイメージを掴めないまま、選考に参加する学生が多い状態だった
- 導入の決め手
- 担当者自身が、就活生の時から利用しており馴染みがあった
- ターゲット層との接点をより多く作れる期待感があった
- ONE CAREERの営業担当が協力的、かつサポートが手厚かった
- 得られた成果
- 選考に通過する学生の中で、ONE CAREERユーザーの割合が高くなった
- 意欲が高い学生からのエントリーが増え、母集団の質が向上した
株式会社グリーンハウスは『人に喜ばれてこそ会社は発展する』を社是に、オフィスや学校、病院へのフードサービス、「とんかつ新宿さぼてん」をはじめとするレストラン、ホテル・旅館の運営など国内外で8分野の事業を展開しています。同社は、思考力の高い優秀な学生との接点を増やし、自社の魅力である社風や社員の「人柄の良さ」を伝えるためにONE CAREER CLOUDを活用しています。今回は人事総務部の神山さん、巽さんに、ONE CAREER CLOUD導入の経緯と成果、導入後の採用活動の変化などを伺います。
就活のオンライン化により、当社の魅力である「人」を伝えきれずにいた

──ONE CAREERを知ったきっかけはなんでしょう。
巽さん:私自身が就活生のとき、ONE CAREERユーザーだったのです。当時から、ONE CAREERは学生の中でもアクティブな層が利用するメディアのイメージがあって、好印象でした。そこで、私が採用担当になったとき、社内でONE CAREER CLOUDの利用を提案しました。
──ONE CAREER CLOUD求人掲載を利用する前には、採用においてどんな課題がありましたか。
神山さん:当社がターゲットとする学生からの応募が思うように増えないという課題がありました。いわゆる思考力の高い優秀な学生からの応募を増やす、効果的な施策が見いだせずにいたのです。
また、応募してくる学生の多くが、入社後のキャリアイメージを掴み切れていないことも課題でした。入社してからどんな道があるのか分からないこともそうですが、本人もどのようなキャリアプランを歩みたいのか、学生自身が深く考えることができていなかったのです。
1次面接を通過した学生に対しては、2次面接前に課題シートを用意し、入社してから10年目までのキャリアビジョンを書き出してもらい、採用担当と1対1での面談を実施しました。最終面接まで残った学生には、少なくとも2回の個別面談を実施するという方法で、入社後のキャリアイメージを掴んだ上で入社してもらえるようにフォローしたのです。
──それは非常に手厚いフォローですね。
神山さん:このような取り組みと合わせて、ターゲットである「思考力があり、入社後のキャリアプランも具体的にイメージできている学生」との接点を増やすため、学生へのアプローチ方法を全体的にテコ入れする必要性を感じていました。
──コロナ禍による採用活動への影響はありましたか。
巽さん:これまで当社は対面での採用活動を重視していました。当社の魅力である社風や社員一人ひとりの人柄の良さは、対面で学生たちに直接会ってこそ伝わるものと考えていたからです。実際、入社してくる人たちからも、そこに魅力を感じて当社を選んだという声が多かったです。しかし、コロナ禍によって、その魅力を訴求する機会が減ってしまいました。
コロナ禍が落ち着き始めたタイミングで対面での1dayインターンシップを開催したのですが、参加した学生には「グリーンハウスっていいよね」と感じてもらうことができたようです。そこで、自社の魅力は「人」であることを再認識し、接点を作りその魅力を伝える重要性を改めて感じました。
営業担当者含め、ONE CAREERは痒いところに手が届くサービス ─選考突破率の高い学生が増加

──2021年秋にONE CAREER CLOUDを導入されることになった決め手はなんですか。
巽さん:ONE CAREER CLOUD求人掲載を利用することで当社がターゲット学生への接点がより多く作れるという期待が決め手となりました。
──実際に、使ってみての効果を教えてください。
神山さん:他の就活サイトと比べると、応募いただいた後に選考へ通過する学生の割合が高いと感じます。第一印象で「いいな」と思う学生は、たいていONE CAREER経由での学生です。また、ONE CAREERから応募してくれる学生は、意欲が高い方が多く、母集団の質も全体的に高くなった実感がありますね。
──その他に利用して良かった感じることはありますか。
巽さん:ワンキャリアの営業担当者がとても協力的だったことです。他社の就活サイトと比較しても、レスポンスの早さとフォローの手厚さが素晴らしいと感じました。
例えば、ONE CAREER CLOUD求人掲載に掲載するイベント情報に、どんな内容を追加したら学生の反応が良いかなど、より効果が出やすくするためのアドバイスを逐一いただきました。私自身、採用担当歴がまだ浅く、分からないところも多い中、気付きを得られるアドバイスにはとても助かりました。直接「こんな情報が欲しい」と伝えていなくても、こちらの要望を察して情報を共有してくれる、「痒いところに手が届く」サービスですね。
キャリアイメージのギャップをなくし、「第一志望」の学生を増やしたい

──今後、どのような採用活動を展開したいとお考えでしょうか。
巽さん:当社に応募をしてくる学生はどちらかというと、複数エントリーして第一志望の企業に落ちたら入社を決めるというパターンが多くありました。今後はONE CAREER CLOUD求人掲載を利用して情報発信を工夫しながら、当社が第一志望という方の応募を増やしたいです。
また、選考の途中段階で、思っていたイメージと違うと気付く学生も一定数います。そういったギャップを出来るだけ事前に小さくしておけるように、選考の入口段階から情報発信の方法、見せ方を工夫して、学生にとってわかりやすい内容を伝えられるよう心掛けたいです。
──24卒採用では、年間でのご掲載を開始されますね。
神山さん:24卒では、学生に入社後のイメージをより具体的に持ってもらえるような発信をしたいと思っています。学生との接点が作れれば、当社の魅力は十分に伝わると考えているので、そのためにインターンシップの開催数を増やすなど、一つでも多くの接点を増やすことに注力しようという方針です。
──最後に、ワンキャリアに期待することを教えてください。
巽さん:採用活動を展開する中で、現状では手が回ってないことや気付いていないこともたくさんあります。そこで、ワンキャリアには、当社に対してさらに突っ込んだ提案やアドバイスをいただけたらありがたいですね。また、今はオンラインイベントのみかと思いますが、オフラインで開催をすることがあれば、そちらにもぜひ参加したいと思っています。
