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関東の学生をどう振り向かせた? 名鉄がワンキャリアライブで実践する「社風」の訴求法

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kv_名古屋鉄道株式会社

課題
  • 中部エリア以外の学生、特に関東エリアの学生へのアプローチ
  • 不動産やデジタル分野への事業拡大を視野に、多様性と専門性のある学生への訴求
導入の決め手
  • クチコミサイトで利用率の高いONE CAREERに、関東エリアの優秀な学生へアプローチできる期待が持てた
  • ワンキャリアライブで自社の魅力をさまざまな角度から伝えることができる
得られた成果
  • インターンシップ参加者の多くがONE CAREERからの応募に
  • ターゲットとしていた関東エリアの学生の集客に成功
  • ワンキャリアライブで、働く人の生の声や幅広い事業領域など魅力の訴求力向上

創業から120年以上、中部圏の街づくりに欠かすことのできない公共交通を担ってきた名古屋鉄道株式会社。今では、100社以上のグループ会社で交通、運送、不動産、レジャー・サービス、流通、デジタル分野など幅広い事業を展開し、人々の暮らしを支えています。今回は同社の採用責任者である人事部の川村さんに、ONE CAREER CLOUD利用のきっかけや関東エリアの学生をターゲットにする理由、ワンキャリアライブに感じる魅力、ワンキャリアへの期待などを伺いました。

「Uターン学生」の減少で母集団形成に苦戦。多様な人材採用のため、関東の学生へのアプローチを強化

──ONE CAREERを利用するきっかけを教えてください。

 川村さん:2020年6月頃に初めてONE CAREERのことを知りました。当時、関東エリアの優秀層にアプローチしたいという課題を持っており、ターゲット学生にリーチできる採用媒体を探していた中で、最も多く名前を耳にしたのがONE CAREERでした。当社は名古屋が本社ですが、中部エリアの学生のみの採用だと、バックグラウンドなどの偏りが出てしまいます。数多くのグループ会社を持つ当社としては、会社の将来を考えた時に、幅広い人材の採用が大切だと考えていました。そこで、中部エリアと比べて、大学も学生数も圧倒的に多い関東エリアからも優秀な学生を集めようと施策を検討しました。採用手法は就活サイトに限らず、学生の気持ちになって、さまざまな手段を考えることにしました。検討する中で学生が近年クチコミを活用していることや、ONE CAREERの情報を重宝していることが分かってきて、当社がターゲットとしている学生にアプローチできる、ホットな就活サイトだと感じたのが利用することになった決め手ですね。最初に会ったワンキャリアの営業担当の方は、創業間もないベンチャー企業らしく、勢いやアグレッシブさ、バイタリティがあって、ワンキャリアを体現している方だと思ったことをよく覚えています。

──ONE CAREERを利用する以前の課題は、どのようなことだったのでしょうか。

川村さん:先ほども少し触れましたが、まずは中部エリア以外の学生へのリーチが大きな課題でした。かつては関東や関西の大学に進学した後、卒業後は地元の名古屋に戻ってくるUターン学生が多くいたのですが、近年では必ずしもそうではありません。親御さんが東京など中部エリア以外の地域で働くことに寛容になり、学生も東京近郊ならと、心理的距離感を感じにくくなっています。その結果として、応募者を集めていくことも難しくなってきていました。中部圏の学生であっても、まずは東京など関東エリアに目が行き、その後に名古屋などの地方を見るという流れがある中で、当社のような名古屋本社の会社ならなおのこと自ら動き、早い段階から学生との接点を作りにいく必要があると考えていました。SNS広告なども含めて広く検討したのですが、どうしてもダイレクトに就活生へのリーチができない。そのため、就活生が集まる場所に絞って施策を探す流れに至りました。

ワンキャリアライブでは、「差別化」した内容で、名鉄らしさを伝えた

──ONE CAREERを利用すると決めたとき、社内から不安や懸念の声はありましたか?

川村さん:前提として、あくまでどれくらいリーチがあるかが大切なので、効果の部分を見ていて媒体自体への不安はありませんでしたね。実は、当時の上司からは「大丈夫なの?」と聞かれたのですが、集まった学生10人のうち9人がONE CAREERを使っていたこともあり、導入にGOが出ました。ただしその時点でも、当社に対する認知を獲得できるかは利用してみないと分からない不安はあって。そこで、最も学生が集まりやすい夏のインターンシップ募集時期である6月にONE CAREER CLOUD 求人掲載の利用を開始しました。まずはトライアル的にスタートしてみることにしたのです。

──実際に使ってみての効果や、集まる学生の質的な変化はいかがでしたか?

川村さん:効果は予想通りしっかりしていました。インターンシップ参加者に対して応募経路のアンケートを取ったところ、多くの学生がONE CAREER経由での参加でした。数の部分はまだ伸びしろがありますが、興味喚起が出来た点も効果を感じました。また、集まる学生の質的な変化も感じています。優秀な学生が集まるようになり、狙っていたターゲットである関東エリアの優秀な学生に届いているという手応えもあります。一方、クチコミはもう少し頑張らないといけないなという課題も同時に見つかりました。

──ワンキャリアライブ/1社独占ライブにも出演されましたね。感想をお聞かせください。

川村さん:もともと対談形式で質疑パートも多いイベントが良いと感じていたのもあって参加を決めました。一般的なオンライン説明会の場合、企業が自社の説明を一通り行うだけで終わってしまいがちですが、ワンキャリアライブ/1社独占ライブは質疑のパートが多いので、ライブ形式ならではの話が飛び出したりして、より社風や人柄が学生に伝わりますよね。そこを一番魅力に感じています。働く人の生の声や、鉄道会社でありながら、不動産、観光、ホテルなど幅広い事業を展開している当社の魅力を訴求するには最適でした。当社は、会社の情報を伝えて志望してもらおうというより、その中で働く人の雰囲気や、「鉄道会社ってこんなこともやっているんだ」であったり、良い意味で「どこの会社の説明か分からない」と新しい発見を伝えることを目的にしているので、一様の説明だと伝わらないんですよね。そういった意味でも、司会者付きでの対談形式のイベントに満足しています。

──話す上で、意識されたポイントなどはありますか? 

川村さん:他社と差別化をするということですね。ワンキャリアライブ/1社独占ライブでは、とくに大手私鉄やインフラ、メーカーといった他社と当社との違い、名古屋と東京の違いなど、その差分を明確に意識して、学生にきちんと説明しようと考えました。似たような会社説明だと学生には企業ごとの違いも分かりにくくなってしまうので、「学生の記憶に残る説明」になるような20分を心がけました。

会社の将来を見据え、今後も「多様な人材」の採用を目指す

──今後、名古屋鉄道としての採用の方針について教えてください。 

川村さん:事業拡大を目指している当社では、今まで以上に多様な人材、専門的な人材を採用する必要があります。不動産分野やデジタル分野など、さらに注力していきたい領域もあり、そこにフィットする専門的な人材も求めています。自社の採用活動を柔軟に変化させながら、内定者の質も維持しつつ、多様な方向に対して尖った人材をバランスよく揃えていくことを、今現在ビジョンとして掲げています。

──最後に、ワンキャリアに期待していることを教えてください。 

川村さん:ワンキャリアライブでの視聴数がさらに増えることと、「ライブ感」が残るイベントに期待しています。せっかくのライブなのに、出演企業側が全ての質問を事前に知っている状態だと企業は考えてきたことをただ説明するだけになってしまい、学生は「準備された回答を聞くだけ」になりかねず、ライブ感が薄れてしまうと思っています。そうすると、学生が求めるものがただの情報になってしまうのではと考えています。学生には社風や雰囲気だけでなく、そのときにしか得られないものもあるはず。そういった学生が本当に知りたい、感じたいことを提供できるように、ワンキャリア独自の良さや差別化を追求して欲しいですね。

社名
名古屋鉄道株式会社
事業内容
鉄軌道事業、開発事業など
従業員数
5,136人/2022年3月時点
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