- 課題
- 関東・関西エリアを中心とした幅広い層の学生との接点を作る必要があった
- 導入の決め手
- 他のナビ媒体と異なり、年度内の自由なタイミングで掲載が可能だった
- ターゲットにする学生にアプローチができる期待が持てた
- 得られた成果
- ワンキャリアライブは、第三者目線で深掘りしてくれるため、あらゆる角度から企業の魅力を伝えられる
- 最低限知って欲しいことは動画内で伝えられるため、選考に進む学生とより深いコミュニケーションが取れるようになった
- 動画のアーカイブは、中途採用候補者に対しても企業理解コンテンツとして活用できる
株式会社QTnetは、九州を拠点にサービスを展開する九州電力グループの情報通信事業者です。これまで培った技術やノウハウを活かし、新規事業にも積極的に取り組み、デジタルに特化した広告代理店事業やeスポーツへの参入など、さまざまな分野へ挑戦し続けています。同社は、新たな領域にチャレンジするにあたり、エリアを問わずに多様な人材を採用したいという課題を持っていました。課題解決に向け、どのような経緯でワンキャリアを選び、活用したのか。ヒューマンリソースストラテジー部の吉満さんに話を伺いました。
新規事業を軸に企業変革の真っ只中。より多くのチャレンジが出来るよう、エリアを問わず多様な人材を採用したい

──ONE CAREER CLOUD利用前に抱えていた課題を教えてください。
吉満さん:当社は、九州を中心にサービス展開をしている企業ですが、九州にとどまらず日本全国のさまざまなエリアから採用をしたいという思いがありました。当社が九州で事業展開する企業ということもあり、地元で働きたい学生を中心に九州の学生が集まる傾向にありました。母集団は十分に集まっていたのですが、九州エリアにとどまらず、関東や関西エリアの学生からのエントリーを集めたかったのです。
──関東・関西の学生をターゲットにしようと考えた背景は何だったのでしょう?
吉満さん:どこのエリア、というよりも、様々なバックグラウンドや考え方を持つ多様な人材が必要という課題感がありました。そのために、より異なるタイプの方と接点が持てる可能性の高いエリアに注力して、採用活動を進めようという方針を立てたイメージです。今、当社は新規事業への挑戦や、従業員の働き方、社内制度の見直しなど、社内外に向けた変化を推し進めている最中です。これまでの当社にはない新しい考えや価値観を取り入れないと、変化を加速させるたことは難しいと考えています。
──ターゲット像として、志向性や資質の部分で求めるのはどのようなことですか?
吉満さん:私たちの業界は、技術やお客さまからのニーズの変化が激しい業界です。また、当社も様々なことに「とりあえずやってみよう」とチャレンジを歓迎する企業文化があるため、変化を楽しめる人や挑戦を好む人は向いていると思いますし、周囲の人を巻き込みながら物事を進めることができる人などには来ていただきたいですね。とはいえ、通信インフラを提供している企業として、安定したサービスをユーザーに提供し続けることも重要ですので、コツコツと取り組むことを得意とする人や、陰ながらのサポートを好むような人も必要だと考えています。
QTnetの良さを、自由に、好きなタイミングで発信できる点が魅力

──ワンキャリアのことは以前からご存知だったのでしょうか?
吉満さん:私が採用担当になって2年目に、情報収集をしていた際に知りました。すでに他のナビサイトを使っていたこともあり、その時はサービスについて情報収集目的で見つつ、ワンキャリアの方が登壇するセミナーなどがあれば参加して話を聞く程度でした。その後、関東・関西など九州以外のエリアからの採用も強化したいと考えたタイミングで、ONE CAREER CLOUD 求人掲載ならそれまで利用した媒体では集まらない学生にもアプローチできるのではと考え、直接、問い合わせをして話を聞くことにしました。
──改めてサービスの内容を聞いて、印象はいかがでしたか?
吉満さん:実は話を聞く前は、ONE CAREER CLOUD 求人掲載も他の大手ナビサイトと同じように、プレ期間、本選考期間のように掲載のタイミングが固定された媒体だと思っていました。しかしONE CAREER CLOUD 求人掲載ではどのタイミングでも掲載が可能で、時期や卒年度の縛りがなく、自由度が高いメディアだと感じましたね。柔軟に採用活動を行いたいといった思いがあったので、とても当社の考えにマッチしていると感じました。
──最終的な導入の決め手は、何だったのでしょう。
吉満さん:メディアを導入する2年前に、九州で開催されたONE CAREERの合同企業説明会に参加した時のことです。九州の企業が多いイベントだったのですが、バラエティ豊かな関東・関西の学生のエントリーもあって、こんな学生が話を聞いてくれてたのかと驚きました。その時の印象が強く残っていたので、学生との「出会い」の部分の課題をONE CAREER CLOUD 求人掲載が解決してくれる期待が持てたことが大きかったです。
──ONE CAREER CLOUD 求人掲載を利用してみていかがでしたか?
吉満さん:まず求人掲載に関しては、使い勝手の良さを感じていて、不満な点はないですね。むしろ自分たちが使いこなさないといけないのが課題だと感じます。同じ情報を掲載し続けるのではなく常にアップデートして、学生に対して間口を開けておくことが大事だと考えています。
1つの動画を、新卒や中途などさまざまなシーンで積極的に活用

──ワンキャリアライブ/1社独占ライブへ出演してみての感想はありますか?
吉満さん:学生目線の構成でいいなと思いますね。企業のことを一方的に伝えるだけの説明会が多い中、司会の方が第三者の立場で質問してくださるので、学生は見ていて飽きないと思います。1本視聴すれば、何となく企業のことが分かるし、質疑応答が入ることで内容の濃さが変わってくるなと感じます。アーカイブ動画もさまざまな場面で使っていて、自社Webページや中途採用の候補者にも見てもらっています。学生には、インターン参加前に事前情報としてアーカイブを見てくるよう伝えています。それを見て疑問に思ったことを、インターンの中で答えるというコミュニケーションの形が出来上がりつつありますね。
──事前に見てもらうことでどんな効果があると感じますか?
吉満さん:動画を見てもらい、インターンシップに参加してもらうことで当社に関して一定のベースができるので、インターンシップの中での理解促進やスムーズな運営に繋がっていると感じます。また、それによって、質の高いインターンシップを提供できていると思います。
──出演にあたり、訴求内容など意識したポイントはありますか?
吉満さん:全体のメッセージ自体はUIターンの学生をターゲットに「九州にこんな面白い企業がある」「九州でもこんなチャレンジができる」という部分を訴求したいと考えていました。安心して働ける環境で、日々わくわくすることに挑戦できるという部分が伝わるように意識しました。
よりスピード感を上げ、ターゲット学生との接点を作るための活動を進める

──24卒採用で、改善したい部分はありますか?
吉満さん:関東・関西の学生を中心に、これまで当社にいないような学生と戦略的に出会いたいですし、その出会った学生に当社の魅力をしっかりと伝えていきたいです。九州でも就活の早期化が進んでおり、24卒でもその流れが加速すると見ています。当社も市場環境や学生の活動にあわせて柔軟な採用活動をしていきたいと思っています。
──最後に、ワンキャリアへ期待することや改善してほしいことがあれば教えてください。
吉満さん:改善点は今のところないですね。イベントの構成は面白いし、特に他社との対談イベントはすごく魅力的だと思います。今後も積極的に色々なイベントに登場させていただきたいと思っています。
