- 課題
- 新卒採用強化に合わせ、工数の見直しが必要だった
- 学生からの応募数をもっと増やしかった
- 第2創業期のタイミングもあり、就活を意欲的に取り組む学生と出会いたかった
- 導入の決め手
- 多くの学生が利用しているメディアのため
- ターゲットにする学生に出会える期待が持てた
- 得られた成果
- 内定者4名のうち、3名がワンキャリア経由で採用
- ターゲットにしていた学生からの応募が集まった
- 媒体経由で人が集まったことで、採用業務の工数を5分の1程度まで抑えることができた
2011年に設立された同社。「ヒトクセあるチームで、ヒトクセある革新的なサービスを生み出したい」という思いのもと、インターネット広告領域を中心に最先端テクノロジーによる広告サービスを運営しています。同社は、新卒採用をより強化していこうと考えていたタイミングで、ONE CAREER CLOUD 求人掲載を導入いただきました。導入に至った背景や、実際に掲載してみての印象を伺いつつ、今後の採用活動に向けての展望も伺いました。
②Smart Canvas(当社サービス):https://smartcanvas.net/
③FIT AD(当社サービス):https://fit-ad.jp/
④Webinar Room(当社サービス):https://webinar-room.net/
採用強化フェーズ、「工数削減」と「ターゲット学生に多く出会える」メディアを探していた

──そもそも新卒採用を開始したタイミングやその背景などを教えてください。
畠山さん:まとめて採用するようになったのは2019年卒からで、そこからは毎年3人から4人ぐらいずつ採用しています。私が入社したのが2019年1月で、ちょうど19卒入社者を受け入れる段階でした。企業のフェーズ的にはある程度売り上げが伸びてきていて、次の世代を育てるっていうところも必要になるよねという話をしていたこともあり、採用を本格的に始めたのではないかと思います。
──なるほど。その後、2020年からONE CAREER CLOUD 求人掲載を導入いただいていますが、当時、採用においてどのような課題があったのでしょうか?
畠山さん:課題としては、もともと20卒での母集団形成の主な集客手段が対面でのイベントでした。当時、社長と私が隔週ペースで東京大阪間を行き来するのを繰り返していたので、すごく工数がかかっていたんですね。社長自身が新卒採用に対する思いが強く、最初の説明会から関わってくれるというスタンスでした。それは学生にとっても私にとってもすごくありがたいことではあったものの、採用業務にばかり時間を使わせるわけにはいかず、まずはその工数や時間の使い方の部分を改善しないといけないというのが少なからずありました。加えてコロナの影響もあり対面でのイベントが実施しづらい状況にもなっていたので、その年に関しては対面でのイベントは自粛して、他の手法でチャレンジしてみようという方針になりました。
──採用の工数を削減することのほかに、課題だったことはありますか?
畠山さん:母集団を増やしたいというのはありました。イベントへの参加をやめることにより、それまで集まっていたチャネルがなくなってしまいました。あとは、就活に対して意欲的な学生さんにもう少し多く会いたいというのもありました。
──イベントに代わる手法を見つけるために、どのような基準で情報収集は行ったのでしょうか?
畠山さん:エージェント複数社と、大手のナビ媒体も見ていましたね。その中で、多くの学生を集められそうだったことと、就活に対しても周りが始めたからなどでなく自主的に動いて活動する学生さんが多い印象があったという理由で、ONE CAREER CLOUD 求人掲載を使わせていただくことに決めました。初回ということもあってトライアルで使いやすいプランもご案内いただいて、とりあえず使ってみるということがしやすく、上司の説得もしやすかったです。
内定者4名のうち3名がONE CAREER経由。工数も5分の1程度に削減。

──ONE CAREER CLOUDを知ったきっかけや、最初の印象はいかがでしたか?
畠山さん:人事の知人に薦められたのがきっかけです。その知人は私自身が、人事を初めて経験することもあり日頃からよく相談させていただいていた方で、その方が「媒体使うならワンキャリアがいいよ」と教えてくださりました。その方が言うならば、という気持ちになりましたね。「登録している学生は意欲的で自ら動くようなベンチャー気質の方が多そうだ」という話も聞いていたので、話を聞く以前から良い印象を持っていました。
──担当したワンキャリアの営業担当はいかがでしたか?
畠山さん:実際に営業担当の方から話を聞かせていただいた時の印象は、すごくフォローが手厚そうというのが一番の感想です。また、自社の媒体の良いところももちろん教えていただいたんですけど、それ以外の周辺情報についても熱く教えてくださって。ちょっとしたことを相談させていただけるというのは、とてもありがたいなと思いましたね。そういう面を通して、利用を開始した後のフォローも手厚いんだろうなっていう想像ができました。新卒採用をガッツリやるのが初めての身としてはすごく安心感がありましたし、一緒に伴走してくれそうだなと思うことが出来ました。
──営業からのサポートで、印象に残っていることを教えてください。
畠山さん:サービスの紹介や利用方法のみではなく、市場感など仮にワンキャリアを使わなかったとしても、今後に向けて活用できる知識を教えてくださり、なんて親切で良い営業さんなんだと感じました。
──実際に使ってみての効果や、応募があった学生さんの雰囲気の変化などはいかがでしたか?
畠山さん:すごく効果が出ました。21卒では全体4名内定のうち3名がONE CAREER CLOUD 求人掲載経由だったんです。応募してくれた学生もベンチャー気質というか若い頃からバリバリやっていきたいといったタイプの学生が集まってくれたので、当社との相性もよく、内定承諾にも繋がったのではないかと思いますね。
──掲載にあたり、学生への打ち出し方や訴求の仕方で工夫したところはありましたか?
畠山さん:自ら新規事業を作れるという部分は強調しました。その年、自社でビジネスコンテストを開催していたことや、部署や年次、レイヤーなど関係なく、良いアイデアを思いついたら会社に提案して、通れば会社が実現に向けて出資してくれるような新規事業の立案制度もあったので。実際に、1年目からそういうチャンスがあるのは大きいといった反応をいただいたりもしました。
──もともとの課題だった、工数を削減するという部分に対してはいかがでしたか?
畠山さん:大幅に改善することができましたね。ONE CAREER CLOUD 求人掲載を導入してからは、代表が最終面接だけ参加する形にすることができるようになって、おそらく、それまでの5分の1程度にまで工数削減に繋がったのではないかと思います。
迎える第2創業期。一層進化する会社に合う学生と出会うべく、採用もブラッシュアップ

──今後、使ってみたい弊社のサービスや、弊社に対してご期待いただけている点がありましたら教えてください。
畠山さん:これまでONE CAREER CLOUD 求人掲載しか使ったことがなかったので、スカウト型のサービスとYouTubeを使った企業説明会「ワンキャリアライブ」ですね。引き続き1人1人と向き合うというやり方は続けていきたいのですが、前提として当社を広く認知してもらってこそとも考えています。ワンキャリアライブを通して多くの学生さんに、事前に少しでも当社を知っていただいた上で、より深く一対一でのコミュニケーションを行っていければと思っています。
──最後に、24卒に向けての採用方針や、会社として目指す方向についても教えてください。
畠山さん:今、当社では第2創業期と銘打って、今一度みんなで勢いをつけてやっていこうというフェーズに入っています。昨年、ミッションやバリューを、経営陣だけでなくメンバー層も含めて見直しを行いました。ミッションの浸透に関してはかなり力を入れていますし、サービスに関しても今までは広告領域が主体だったところから、それ以外の部分、具体的にはメディアに関する事業も大きくなってきています。広告の事業はより市場に合ったものにブラッシュアップしていきながら、それ以外の領域も広げていきたいと考えています。そのため、会社としてかなり面白い時期なのではないかと思っています。もう1回0から始める気持ちですし勢いづいてきたので、ご入社いただいた方も、良い経験が積めるのではないかと感じます。
