販売パートナー募集ログイン
  • 会社説明会

作成日

【企業側】合同説明会を成功に導くポイントや出展費用について解説

Bマーケ_OC_アイキャッチ_1129 (26) defer

目次

    合同説明会は複数の企業が同時に参加し、多くの求職者に企業情報を伝える採用活動の場です。単独説明会に比べて知名度の低い企業や採用コストを抑えたい企業に適しており、短期間で幅広い層にリーチできるメリットがあります。近年はオンライン開催も増え、多様な形式で実施されているため、企業はターゲットに合わせた参加方法を選択可能です。

    本記事では合同説明会の種類や企業側のメリット・デメリット、準備のポイントを詳しく解説します。さらに、合同説明会を活用した成功事例についても紹介しているので、採用効率の向上と適切な人材獲得の参考としていただければ幸いです。

    合同説明会とは、複数の企業が一堂に会し、求職者へ自社の魅力や採用情報を発信するイベントです。ここでは、単独説明会との違いや開催形態、年間スケジュールなど、合同説明会の基本的な仕組みについて解説します。

    単独説明会(企業説明会)との違い

    単独説明会(個別説明会)は、1社のみが主催し、自社に関心を持つ学生に向けて詳しく説明するイベントです。

    一方で、合同説明会は複数の企業が集まり、広く求職者と接点を持てる場です。単独説明会では、自社の魅力をじっくり伝えられ、学生との距離も近く、会社の雰囲気を直接感じてもらえる点が特徴です。

    ただし、集客や会場準備を自社で担う必要があり、負担が大きくなりやすい側面もあります。近年では、単独説明会もオンライン化が進んでおり、形式面では合同説明会と似た部分が増えています。

    合同説明会の種類

    合同説明会には、主催者や目的によっていくつかのタイプが存在します。大手求人サイト系、地域・自治体主催、大学主催、オンライン型など、それぞれ特徴や得られる効果が異なります。

    大手の求人情報企業や人材系の企業が主催する合同説明会

    もっとも大規模で、多数の学生が参加するのが大手求人情報企業や人材会社が主催する合同説明会です。多くの学生は就活ナビサイトに登録しており、そこから案内を受けて参加するため、数千〜数万人規模になることもあります。

    特徴としては、一度に多くの学生と出会いやすく、知名度が高くない企業でもブース運営や呼び込みの工夫次第で注目を集められる点が挙げられます。

    注意点としては、主催企業の掲載プランを契約していなければ出展できない場合があり、掲載や出展にかかるコストが高めである点です。

    地域の就活ナビサイトや自治体が主催する合同説明会

    地方企業や地域密着型の中小企業におすすめなのが、地域の就活ナビサイトや自治体が主催する合同説明会です。Uターン就職や地元志向の学生が多く集まるため、エリアを絞った採用活動に適しています。

    出展費用が比較的安価で、地域に根ざした学生と出会える点がメリットです。一方、注意点としては、大手就活サイト主催のイベントと比べて参加者数が少なめであることです。

    大学主催の合同説明会

    大学がキャリア支援や授業の一環として開催するタイプで、学内イベントとして定期的に実施されます。大学から招待を受けて出展する場合や、企業が応募する形式などがあります。

    特徴は、特定の大学の学生に集中してアプローチでき、大学との関係構築にもつながることです。また、単位取得のために学生が参加するケースも多く、集客が安定しています。

    注意点としては、希望する大学の開催情報を常にチェックし、早めに参加申し込みを行うなど、情報収集の手間が必要になる点です。

    オンラインの合同説明会

    近年は、求人情報企業や自治体がオンライン形式で開催する合同説明会も増えています。企業ごとに説明時間が区切られ、学生はその時間にオンライン上で参加し、スライドを見ながら話を聞く形式です。

    自宅から気軽に参加できるため学生の参加ハードルが低く、一度に多くの学生へアピールできる点が魅力です。

    注意点としては、学生の表情や反応が見えにくく、対面よりコミュニケーションが取りづらい点が挙げられます。

    合同説明会の年間スケジュール

    合同説明会は、全国的に毎年3月から本格的にスタートする傾向があります。特に4月から5月にかけては、企業・学生双方の熱量が高く、開催数も多い時期です。

    その後、夏以降は回数が減少し、特に学生向けの場合は内定獲得者が増えるため、参加者数も少なくなります。採用対象が学生である企業は、春のピークシーズンを中心に出展計画を立てるのが効果的です。

    合同説明会は、限られた時間で多くの求職者にアプローチできる効率的な採用手段です。ここでは、知名度の低い企業や採用コストを抑えたい企業など、合同説明会を有効に活用できる企業の特徴について解説します。

    知名度が高くない企業

    知名度が高くない企業にとって、合同説明会は多くの求職者に自社を知ってもらう絶好の機会となります。特に、中小企業や新興企業は、大手企業のブランド力に埋もれてしまい、個別の採用活動では接点を持てる層が限られる傾向にあります。

    合同説明会へ参加することで、自社の強みや独自の魅力を直接伝えられ、ブランド認知度の向上が期待できます。もちろん来場者は大手企業に惹(ひ)かれやすいものの、「ついでに見てみよう」と訪れる求職者も少なくありません。

    そこで、担当者が対話を通じて企業の雰囲気や働く環境を魅力的に伝えることで、印象に残る出会いを生み出すことができます。

    採用コストを抑えたい企業

    採用活動には、求人広告やイベント運営、個別説明会の開催など、多くのコストが発生します。こうした中で、合同説明会は比較的低コストで多数の求職者にアプローチできる手段といえます。

    特に、自社単独で説明会を実施する余裕がない企業にとっては、一度の出展で多くの候補者と出会える効率的な方法です。

    また、採用活動にかかる時間や人員負担を削減できる点も魅力です。合同説明会で関心を持った求職者をその後の選考につなげることで、採用全体のコストパフォーマンスを高めることが可能です。

    幅広い層にリーチしたい企業

    合同説明会は、特定の業界や職種にとらわれず、多様な人材が集まる場です。そのため、幅広い層にアプローチしたい企業にとって、有効な採用手段となります。参加者の中には、専門職志望者だけでなく、異業種からの転職希望者や複数職種に関心を持つ求職者も多く含まれます。

    これにより、企業は想定していなかった新たな層との出会いが生まれ、採用の幅を広げることができます。多様な人材に出会うことで、組織の成長を支える人材を確保するチャンスが増えるのが大きな魅力です。

    なお、特定の業界・職種に特化した人材を求める場合は、分野特化型の合同説明会に出展するのが効果的です。

    合同説明会には、短期間で多くの学生や求職者と接点を持てるなど、企業側にとって多くの利点があります。ここでは、採用活動における合同説明会の主なメリットについて解説します。

    コスト削減につながる

    合同説明会は、複数の企業が同じ会場で求職者に向けて説明を行う形式のため、単独で説明会を開催する場合に比べて費用を大きく抑えられます。会場費や運営費、広報費などのコストが分散されるうえ、主催者が集客を行うため、自社で広告宣伝を行う必要が少なくなります。

    また、全国の大学を個別に訪問する必要が減るため、交通費や人件費の削減にもつながります。こうした点から、合同説明会はコストを抑えながら効果的に採用活動を進めたい企業にとって非常に効率的な手段といえます。

    短期間で多くの求職者と接点を持てる

    合同説明会は、数百から数千人規模の求職者が集まる大規模イベントであり、限られた期間で多くの学生と直接交流できるのが特徴です。ブースを訪れた求職者と短時間で会話し、自社の特徴や魅力を伝えられるため、採用初期段階で母集団を形成するのに最適です。

    また、1回20〜30分の説明を複数回実施することで、多くの学生に効率的にアプローチできます。担当者のリソースを抑えつつ、短期間で多くの候補者と接触できる点も大きな利点です。

    さらに、その場でインターンシップや選考情報を告知することで、関心を持った学生から応募を得やすくなります。

    自社の認知度向上やブランディングにつながる

    合同説明会は、知名度の高い企業だけでなく、これまであまり注目されてこなかった企業にとっても、自社を広く知ってもらう絶好の機会です。多数の学生や求職者が集まる場で、パンフレットやノベルティ、ブース装飾を工夫することで、企業名を印象づけることができます。

    実際に、「あの合同説明会で見かけた会社」「印象的なブースを出していた会社」として覚えてもらうきっかけにもなります。ブースデザインや説明内容に統一感を持たせるなど、視覚的・内容的な工夫を行うことで、自然とブランディング効果を高めることが可能です。

    他社との比較を通じた自社の魅力の明確化

    合同説明会では、複数の企業が同時に出展しているため、求職者は各社の話を聞きながら比較検討を行います。そのような場で他社と並ぶことで、自社の強みや差別化ポイントを明確に意識し、伝えることができます。

    さらに、学生の質問内容や反応を観察することで、自社の説明がどのように受け取られているかを知る機会にもなります。また、他社ブースの運営方法や説明手法を参考にすることで、自社の採用活動の改善やブランディング強化にもつなげられます。

    多様な求職者層にアプローチできる

    合同説明会には、さまざまな大学・学部・学科出身の学生や、異業種からの転職希望者など、多様なバックグラウンドを持つ求職者が参加します。特定の大学や職種に依存せず、幅広い層にアプローチできる点が大きなメリットです。特に、文理を問わず幅広い採用を行いたい企業にとっては、効率的に多様な人材と出会える場となります。

    さらに、地方出身者や海外経験を持つ人材など、通常の採用活動では接点を持ちにくい層とも出会える可能性があります。なお、特定の業界や職種に特化した合同説明会も存在するため、ターゲット層を絞った採用活動を行いたい企業にも柔軟に対応できます。

    一方で、合同説明会には他社との競合や説明時間の制約など、注意すべきデメリットも存在します。ここでは、企業が合同説明会に出展する際に直面しやすい課題やリスクについて解説します。

    詳細な説明が難しい

    合同説明会では、複数の企業が同一会場で説明を行うため、1社ごとに割り当てられる時間やスペースが限られています。特に人気企業のブースは回転率が高く、1人ひとりの求職者に十分な時間を取って話すことが難しくなります。

    その結果、自社の事業内容や特徴、企業文化を深く理解してもらう前に、参加者が次の企業へ移動してしまうケースもあります。オンライン開催の場合も時間枠が厳密に区切られており、短い時間の中で印象を残すための説明構成や資料の工夫が求められます。

    競争が激しく埋もれるリスク

    合同説明会には、大手企業から中小企業まで幅広い企業が出展するため、学生や求職者の注目を集めるための競争が非常に激しくなります。

    知名度の低い企業や、業界そのものの認知度が低い場合には、他社のブースに埋もれてしまうリスクが高まります。人気企業には多くの参加者が集中しやすく、その分、集客に苦戦する企業も少なくありません。

    こうした中で目立つためには、ブースデザインや説明手法、呼び込み方法を工夫し、来場者の関心を引く工夫が必要です。

    ターゲット以外の求職者も多く訪れる可能性

    合同説明会は多様なバックグラウンドを持つ求職者が参加するため、自社の採用ターゲットと異なる層がブースを訪れることもあります。

    特に、特定のスキルや資格を前提とした職種を募集している場合、興味を持って話を聞いてくれても、実際の選考につながらないケースが発生します。

    また、幅広い層にアプローチできる反面、応募者数が増えすぎることで選考にかかる時間や工数が増え、採用の効率が下がることもあります。そのため、出展前にターゲット層を明確にし、適切な訴求内容を検討しておくことが重要です。

    合同説明会の費用は、開催地域や出展スペースの大きさ、オンラインか対面かによって大きく異なります。ここでは、企業が合同説明会に出展する際の費用相場とその内訳について解説します。

    対面:開催地域別の料金相場

    合同説明会・転職フェアの出展費用は、開催される地域によって大きく変わります。都市部ほど費用が高く、地方は比較的安価です。

    ▼地域別の料金相場(標準ブースの場合)

    地域相場(1日あたり)備考
    東京約60万〜95万円集客力が高く、人気のため高額
    大阪約50万〜90万円東京に次ぐ高水準
    関東(東京を除く)約30万〜75万円地域によってばらつきあり
    中国地方約20万〜60万円地方開催で比較的安価
    九州約20万〜75万円地元密着型イベントが多い
    その他地方都市約30万〜45万円地方全体でコストを抑えやすい

    ▼特徴:

    • 東京・大阪など大都市ほど費用が高く設定される傾向
    • 地方は集客規模が小さい分、出展料も安い
    • 就活ピーク(3月頃)は高く、年度後半は割安になる
    • 大企業・有名企業は学生動員力が高く、優遇される場合もあり

    対面:出展サイズ別の料金相場

    出展するブースサイズによっても費用は大きく変動します。

    ▼サイズ別の料金相場(1日あたり)

    ブースサイズ概要相場(1日)
    標準ブース(幅2.2〜2.4m/奥行0.9〜1.8m)約2畳程度。小規模で個別説明に限界あり30万〜90万円
    大型ブース(幅3.6〜4.8m/奥行0.9〜1.8m)広く装飾可能。来場者を多く迎え入れられる60万〜180万円

    ※2日以上の開催では、日数分の費用が加算されます。

    標準ブースはおよそ2畳ほどのスペースで、複数人の学生を同時に受け入れるにはやや手狭です。そのため、十分な説明や呼び込みを行いにくく、より多くの学生と接点を持ちたい企業の中には、標準ブースを2枠分借りたり、大型ブースを利用したりするケースも見られます。こうした場合、出展費用は単純に倍近くに増加します。

    また、会場によってはさまざまなオプションサービスが用意されており、これらを活用することで集客力を高めることができます。

    例えば、事前登録者へのメール配信、パンフレットへの掲載、資料封入やチラシの同梱といった広報施策があります。そのほか、スカウトメールの送信やブース位置の指定、ブース内備品のレンタルといったオプションも一般的です。

    これらのオプションを組み合わせることで、ブースへの集客や企業の認知向上につながりますが、利用内容によって最終的な出展費用は大きく変動する点に注意が必要です。

    オンライン:合同説明会の料金相場

    オンライン型の合同説明会は、運営主体や開催規模によって料金が変動します。

    ▼運営主体別の料金相場

    主催者相場特徴
    民間企業40万〜80万円出展サポートが充実していることが多い
    大学2万〜8万円特定大学の学生に直接アプローチ可能
    自治体無料〜10万円地元企業向けに開催されることが多い

    オンライン型の合同説明会には、対面イベントにはないコストメリットがあります。まず、印刷物やパンフレットの制作費、交通費、会場設営費といった物理的な費用が不要となるため、全体の出展コストを大幅に削減できます。さらに、録画した映像を流すオンデマンド配信形式を採用すれば、当日の説明対応に必要な人件費も抑えられます。

    一方で、対面イベントのように学生をブースに呼び込むことができず、直接的なコミュニケーションの機会が限られるという課題もあります。そのため、オンライン型のみでは求職者への訴求力が弱くなるケースも見られます。

    このような背景から、企業の知名度や採用方針、予算に応じて、オンライン型と対面型の合同説明会を併用し、それぞれの特性を活かした採用活動を行う企業が増えています。

    近年では、オンライン型の合同説明会も一般的になっています。ここでは、対面とオンラインそれぞれの合同説明会の特徴や、メリット・デメリットの違いについて解説します。

    対面の合同説明会のメリット・デメリット

    対面の合同説明会は、学生と直接会ってコミュニケーションを取れる点が最大の特徴です。企業の雰囲気や担当者の人柄をそのまま伝えられる一方で、準備や運営にかかる負担も大きい形式です。

    メリットデメリット
    学生と直接顔を合わせながらアピールできる担当者の人柄や企業の雰囲気が伝わりやすいブース装飾や呼び込みによるPR効果が高い偶然の来訪など、出会いのチャンスが多いブース装飾や資料、機材準備など負担が大きい会場までの移動費や人件費などのコストがかかる担当者の服装や態度などが企業イメージに直結する

    対面型は「直接伝わる力」が非常に強く、学生の印象に残りやすい反面、準備と運営の手間が増える点が課題です。採用担当者は、ブース設営や服装、話し方など細部まで注意を払い、企業の代表として臨む意識が求められます。

    オンラインの合同説明会のメリット・デメリット

    オンラインの合同説明会は、場所や時間にとらわれず、企業・学生双方が参加しやすい点が魅力です。一方で、対面に比べて空気感や人柄が伝わりにくいという課題もあります。

    メリットデメリット
    インターネット環境があればどこからでも参加可能交通費や会場費がかからずコストを削減できる遠方の学生にも自社を知ってもらえる双方が気軽に参加でき、スケジュール調整が容易企業の雰囲気や担当者の人柄が伝わりにくい学生との質疑応答が制限され、交流が薄くなる学生の顔が見えず、反応を把握しにくいながら視聴などで企業理解が深まりづらい

    オンライン型は、物理的・時間的制約を大きく軽減できる点が利点です。特に遠方の学生や多拠点企業に向いていますが、直接的なコミュニケーションが不足しがちなため、プレゼン資料や話し方で「熱意」や「社風」を補う工夫が重要です。

    合同説明会を成功させるには、ターゲット設定や資料準備など、事前準備の徹底が欠かせません。ここでは、企業が合同説明会に出展する前に行うべき主な準備の流れについて解説します。

    ターゲット設定

    人手不足を理由に漫然と募集をかけると応募者の質にばらつきが生じ、対応工数が増える恐れがあります。そこで、以下を言語化し、「この人なら一緒に働きたい」というターゲット像を明確にしておきます。

    • 自社が求める人材像
    • マッチしやすい考え方・価値観
    • スキルの要否

    実際に働いてみないと分からない面はありますが、言葉の端々から人物像を読み取る力を養うためにも、ターゲット設定は必要です。あわせて、対象(新卒/中途、文系/理系)の明確化も行います。

    実施形式の選定(オンライン・オフライン)

    説明会をオンラインで行うか、会場でのオフライン開催にするかを決めます。オンラインは参加しやすく遠方の求職者にも届きます。一方、オフラインは直接対話でき、社内の雰囲気を伝えやすい形式です。自社が定めたターゲット層に対して、より効果的な形式を選定します。

    スケジュールの決定

    求職者が参加しやすい日時(学生なら授業の少ない時間帯や休日、中途なら業務後など)を選びます。全体フロー(企業紹介→社員プレゼン→質疑応答)を事前に設計し、目安時間を設定します。全体説明は20〜30分間隔、個別対話は1人あたり約10分が目安です。

    イベント当日のシフトも組み、休憩を回せる体制にします。開催概要(日時・目的・プログラム)をまとめた社内向け資料も作成しておくと準備の指針になります。魅力的な求職者が来場した際に名刺をお渡しする想定も含めておきます。

    プレゼンター・プレゼン内容の選定

    ターゲット設定に沿って登壇者と内容を決めます。

    • 会長・社長:会社の熱量やビジョンが伝わりやすい
    • 事業部長・人事:現場の働き方や事業の深い話が可能
    • 先輩・エース社員:やりがい・働き方を具体的に伝えられる
    • 新入社員/同職位の社員:求職者に近い目線で不安に寄り添える

    登壇協力が決まったら日程調整を行います。あわせて、「HPでは分からない会社の全容」「働くメリット・不安の払拭」「ここでしか聞けない情報」など、求職者が知りたい内容を明確化しておきます。さらに、採用後のポジション(ビジョン)を定めておくと、面接や説明で具体的な働き方を提示できます。

    発表スライドの準備

    テキストだけでなく写真やグラフを使い、視覚的に分かりやすい資料を用意します。単なる情報の羅列ではなく、立ち上げの背景や苦難の時期などストーリー性を持たせると、理解が深まります。HPだけでは伝わらない内容や、働くメリット・不安の解消につながる情報を盛り込みます。

    ブース装飾の構想を練る

    参加イベントの詳細(机・椅子の貸与有無など)を事前に確認します。会場によっては企業側の椅子はあるものの、求職者用椅子は自社で用意が必要な場合があります。

    ブースは企業の顔です。椅子の背もたれカバーに社の豆知識を記載する、壁面に企業マスコットの説明を掲示するなど、特色を活かした装飾を検討します。初期費用はかかりますが、長く使える備品は活用価値があります。パンフレット配置エリアがある場合は、装飾との統一感も考えます。

    必要備品の手配

    ブース設営に必要な備品を洗い出し、事前に手配します。

    • プロジェクター(またはタブレット):資料投影用
    • 企業説明資料(配布用)
    • エントリー用QRコード・連絡用アカウント
    • ノベルティ、BtoC企業は実商品など(誘致・説得力向上)

    椅子・テーブルはブースにセットされている想定です。スクリーンなどは主催側からレンタルできることが多く、レンタルは事前申請が必要です。

    なお、就職博・転職博を開催する株式会社学情では、画鋲・両面テープ・S字フック・模造紙・ガムテープなどを会場で用意しています。会場の規定により参加人数に制限がある場合もあるため、持ち込み・人員体制の条件も確認しておきます。

    アンケートの作成

    説明の分かりやすさ、魅力に感じた点、改善点などを項目化し、効果測定と次回改善に活かします。設問は少なめで平易にし、正確な回答を得やすくすることがポイントです。

    SNS等を用いた出展告知

    自社のSNSや採用HP、求人情報サイト、大学の就職課などを活用して出展を告知します。SNSでは準備の様子を可能な範囲で発信すると、会社の雰囲気や人柄が伝わりやすく有効です。

    過去応募者やインターン経験者への個別案内も、関心の高い層の来場につながります。説明会後に求職者へどのような行動をしてほしいか(ES記入、応募、職場見学、インターン参加など)も事前に設計し、アクション誘発につなげます。

    リハーサルの実施

    本番を想定して、登壇者の話し方、スライド切替、質疑応答の流れを確認し、問題点を洗い出します。オンライン開催の場合は、通信環境や配信ツールの動作確認も必須です。

    担当者同士の認識のすり合わせ

    求職者からの質問に対して回答が担当者でぶれないよう、想定Q&Aを事前に作成・共有します。近年は「企業がありのままの実態を話してくれるか」を重視する動きがあるため、共通認識を持って誠実に回答できる体制を整えます。

    必要備品や発表スライドなどの最終チェック

    当日に慌てないよう、資料・配布物・スライド、会場設営やオンライン配信環境まで最終確認を行います。細部まで丁寧に点検し、スムーズな進行に備えます。

    当日は限られた時間の中で、参加者に自社の魅力を効果的に伝えることが求められます。ここでは、採用イベントやインターンシップイベントの場合の、合同説明会当日の基本的な流れについて解説します。

    採用イベントの場合

    採用イベント当日は、限られた時間の中で最大の成果を出すため、会場設営から説明・フォローまでの流れを計画的に運営します。

    まずはブースのレイアウトです。グループ形式やスクール形式、シアター形式、ブース形式など、プレゼン内容や参加者との距離感に応じた配置を選びましょう。プロジェクターを利用する場合は投影位置を中心に設営し、資料設置エリアにも工夫を加えることで印象を高められます。

    次に、スタッフ全員で当日のスケジュールを共有し、担当業務・休憩時間・資料準備を明確化します。配布資料には、会社概要に加え選考フローや想定質問の回答を盛り込み、理解を深める工夫が有効です。

    プレゼンでは「先輩社員のリアルな声」や入社後の働き方など、具体的な内容を中心に構成します。終了後はアンケートを配布し、目的や選考への影響を明確に伝えながら率直な意見を収集します。加えて、「会話を意識した声掛け・事前広報と準備・迅速なフォロー」を徹底することで、偶然の出会いを成果へとつなげることができます。

    インターンシップイベントの場合

    インターンシップイベント当日も、採用イベントと同様に準備と運営の丁寧さが成果を左右します。まずは会場設営から始め、プレゼン内容に応じてレイアウトを選定します。

    学生との距離が近いグループ形式や、慣れ親しんだスクール形式、気軽に立ち寄れる立食形式など、参加者の行動を想定して設計しましょう。プロジェクターを使う場合は投影位置を軸に配置を決め、資料コーナーの装飾にも工夫を加えます。

    当日の動きは全員で共有し、役割や休憩、緊急時の対応まで決めておくと安心です。配布資料には、インターンシップの流れや体験できる業務内容、日程を明記すると学生の参加意欲を高められます。

    プレゼンでは、実際にインターンを経験した社員の声や学びを中心に、参加後の成長イメージを描ける内容にしましょう。終了後のアンケートでは率直な意見を得るため、回答が選考に影響しない旨を伝えることが重要です。

    合同説明会は出展当日で終わりではありません。参加者へのフォローやアンケート分析など、開催後の対応も重要です。ここでは、合同説明会終了後に企業が行うべき主なアフターフローについて解説します。

    参加お礼メールの送信

    合同説明会終了後は、できるだけ早く参加お礼メールを送ることが重要です。スピード感のある対応は、企業の誠実さや採用意欲を伝える絶好の機会となります。

    メール内容は共通テンプレートに頼らず、当日に話した内容や印象的なエピソードを交え、「あなたに魅力を感じています」というメッセージを伝えると効果的です。

    特に、自社の採用ターゲットに合致する求職者には、選考や次のステップへの案内を添えてスムーズにフォローします。また、職場見学会の案内や、求職者の現状を確認するメールを送る企業もあります。

    こうした対応は単なる礼儀にとどまらず、自社の魅力を改めてPRする手段にもなります。参加後の求職者との関係づくりは、説明会全体の成果を左右する大切なプロセスです。

    アンケートのデータ化・分析

    イベント後には、アンケート結果を速やかにデータ化し、分析することが欠かせません。まず、来訪者データを整理し、求職者の動向や応募意欲を可視化します。

    例えば、「検討中」「応募済み」「見送り」などの割合をグラフ化すれば、説明会の成果を具体的に把握できます。中でも、検討中の人が多いにもかかわらず応募につながっていない場合は、応募を妨げている要因を特定し、改善策を検討することが重要です。

    データは単なる集計ではなく、今後の採用戦略を見直す貴重な材料となります。また、収集した求職者の情報はタレントプール(人材プール)として蓄積し、次回以降のイベントや選考でのアプローチに活用します。定量分析と仮説検証を繰り返すことで、より効果的な採用活動へとつなげることができます。

    限られた時間で印象に残るブース運営を行うには、事前準備と当日の工夫が欠かせません。ここでは、合同説明会を成功に導くために企業側が意識すべきポイントや実践的な工夫について解説します。

    事前広報を念入りに行う

    合同説明会を成功させるためには、開催前の広報活動が欠かせません。

    まず、自社の魅力や伝えたい情報を整理し、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を明確にします。自社のターゲット層がどんな情報を求めているのかを考え、プレゼン内容やブース装飾と合わせて計画を立てましょう。

    また、自社ホームページや求人媒体への出展情報掲載、すでにエントリーしている学生への案内メール送信など、事前告知を行うことで集客効果が高まります。特に、目的を持って自社を訪れる「指名来場者」を増やすことが成功の鍵です。

    準備段階から広報を戦略的に行うことで、当日の来場者数や質の向上につながります。

    スムーズな受付対応を心がける

    来場した学生が最初に接するのは受付対応です。第一印象を左右する場面だからこそ、明るく丁寧な対応を心がけましょう。受付では、来場者が混雑しないよう動線を確保し、資料配布や案内の流れをあらかじめ決めておくことが重要です。

    担当者全員で役割を共有し、案内の言葉を統一しておくと、スムーズな進行が可能になります。学生は緊張していることが多いため、笑顔で声をかけることで安心感を与え、自然に会話へとつなげられます。受付での一言がその後の印象を大きく左右するため、対応マナーも徹底しておきましょう。

    ブースの装飾や配置を工夫する

    多数の企業が出展する合同説明会では、まず「目に留まるブース」であることが重要です。企業のブランドカラーを活かした統一感のあるデザインや、大きなロゴ・キャッチコピーを掲示することで遠くからでも印象づけられます。

    また、開放的なレイアウトで立ち寄りやすい雰囲気をつくり、パンフレットやチラシを手に取りやすい位置に配置する工夫も効果的です。ブース装飾は企業の第一印象を決定づける要素であり、シンプルながらも個性を感じさせる構成が理想です。

    細部まで意図を持ってデザインすることで、学生に「入りやすい」「話しかけやすい」と思わせる空間を作り出せます。

    他社との差別化を図る

    多くの企業が並ぶ合同説明会では、他社との差別化が成果を大きく左右します。まずは、公式キャラクターの等身大パネルを置く、クイズやゲーム企画を行うなど、ブースに独自性を持たせましょう。社員の顔写真や製品の大型ポスターを使うとリアリティが増し、印象に残りやすくなります。

    また、SNS映えするブースを意識して学生が写真を撮りたくなるようにすれば、自然に拡散効果も期待できます。さらに、他社よりも明るく元気な声で呼び込みを行うなど、人の印象を通じた差別化も効果的です。小さな工夫の積み重ねが「覚えてもらえる企業」づくりにつながります。

    当日の声掛けは会話から始める

    学生に好印象を与えるためには、最初の声掛けが肝心です。自社の話を一方的にするのではなく、「今日はどんな業界を見に来られましたか?」など、会話形式で始めるのがおすすめです。

    会話を通じて共通点を見つけたうえでブースへ誘導すると、自然なコミュニケーションが生まれます。反応が薄い場合は無理に引き止めず、学生のペースに合わせる配慮も大切です。

    また、学生が質問しやすい雰囲気づくりや、対等なビジネスコミュニケーションの意識も忘れてはいけません。最初の一言で「話してみたい」と思わせることが、成果につながる第一歩です。

    呼び込みや司会進行は対象者と近い世代の社員に任せる

    求職者と年齢が近い若手社員を呼び込みや進行役に配置することで、ブースの雰囲気がぐっと柔らかくなります。近い立場の社員が話すことで、学生は安心して質問でき、就職後の姿をリアルに想像しやすくなります。

    特に入社数年目の社員が担当すれば、就活経験談や入社の決め手など、共感を得やすい情報を自然に伝えられます。若手社員の存在は企業文化や働きやすさを伝える象徴的な存在にもなり、参加者の信頼感を高める効果があります。

    大きな声と笑顔を心がける

    説明を行う社員の態度や表情は、企業イメージに直結します。常に「見られている」意識を持ち、後方の学生にも届く声量で明るく話すことが大切です。笑顔は安心感を与え、ブースの雰囲気を明るくします。

    反対に、暇な時間にスマートフォンを触ったり雑談したりする姿は、企業への信頼を損ないます。説明者だけでなくサポート役の社員も含め、常にプロ意識を持って振る舞うようにしましょう。

    身だしなみを意識する

    説明を担当する社員の身だしなみも、参加者の印象を左右する重要な要素です。服装や髪型、ネイルやアクセサリーなどから、学生は社風や職場の雰囲気を感じ取ります。自社の文化を体現する清潔感のある服装で臨みましょう。

    場合によっては、制服や作業着を着用することで、仕事のリアルなイメージを伝える方法も効果的です。企業イメージを代表する立場であることを意識し、全員が統一感を持って参加することが求められます。

    他社のブースを見学する

    合同説明会は、多くの企業の取り組みを一度に観察できる絶好の機会です。自社ブースの運営に集中しすぎず、他社の集客方法や話し方、装飾デザインなどを積極的に見学しましょう。

    特に学生が多く集まっているブースがあれば、なぜ人気なのかを分析することで、自社改善のヒントが得られます。担当者が説明中の場合は、別のスタッフが見学して情報を共有する体制を整えると効率的です。観察と学びを次回の改善に活かすことが、説明会運営の質を継続的に高めるポイントです。

    短時間で伝わるようにプレゼンの質を高める

    合同説明会は1人あたりに使える時間が短いため、簡潔かつ印象的なプレゼンが求められます。

    特に重要なメッセージを明確にし、「1スライド=1メッセージ」を意識した構成にしましょう。専門用語を避け、平易で具体的な言葉を使うことで理解度が高まります。また、写真やエピソードを交えたストーリー性を持たせると記憶に残りやすくなります。

    事前にリハーサルを行い、時間配分を確認したうえで、社内からフィードバックを得ることで完成度を上げられます。

    プレゼンは写真やイラストを多めに使う

    スライドに文章を詰め込みすぎると、学生の注意が散漫になりやすいため、写真やイラストを積極的に活用しましょう。仕事内容や社内の雰囲気が一目で伝わるビジュアルは、言葉以上に強い印象を与えられます。

    重要なキーワードを大きく表示し、視覚的に分かりやすい構成にすることがポイントです。視覚要素を効果的に使うことで、短時間でも企業の特徴をしっかり伝えられます。

    説明動画の上映も考える

    説明者の負担を軽減しつつ理解度を高めるためには、動画の活用も有効です。

    例えば、20分間の口頭説明に10分間の映像を加えることで、学生にリアルな職場の様子を伝えられます。社員の働く姿や社内風景を映すことで、企業文化を直感的に理解してもらえるのが大きな利点です。

    動画はブースの集客にも活用でき、立ち寄った学生が興味を持ちやすくなります。

    参加者へのフォローを徹底する

    説明会は出会いの場であり、終了後のフォローが成否を分けます。名刺交換やアンケートを通じて得た情報をもとに、後日メールなどで連絡を取りましょう。

    自社の採用情報や次の選考案内を送ることで、興味を持った学生を確実に次のステップへ導けます。個別相談会や会社訪問の案内を加えることで、関係をより深められます。説明会後も丁寧なフォローを続けることで、企業への信頼と応募意欲を高めることができます。

    準備不足や当日の対応ミスにより、合同説明会の成果が思うように上がらないケースもあります。ここでは、企業が合同説明会で陥りやすい失敗例と、その原因について解説します。

    説明がぎこちない・スライドに不備がある

    合同説明会では、説明者の言葉遣いやスライドの完成度がそのまま企業の印象に直結します。業務の忙しさから準備が後回しになり、説明がぎこちなくなったり、スライドに誤字脱字や構成の不備が残ったりするケースは少なくありません。

    しかし、採用活動は将来の企業を支える人材との最初の接点であり、決して手を抜けない重要な業務です。わずかな不備でも「この会社は細部まで注意が行き届いていない」と思われてしまう恐れがあります。

    こうした印象を防ぐためには、事前にスライドを複数人で確認し、デザインや内容に誤りがないかチェックしましょう。また、発表者は何度もリハーサルを重ね、声のトーン・話すスピード・アイコンタクトなどを意識して練習しておくことが大切です。

    説明時間を超過する・大幅に余る

    限られた時間内でプレゼンを行う合同説明会では、時間配分のミスが大きな失敗につながります。経験が浅い担当者ほど、話しすぎて時間をオーバーしたり、逆に早く終わってしまい気まずい雰囲気になることもあります。

    説明時間を超過すると次のブース運営にも支障が出るうえ、進行の乱れによって参加者にストレスを与えてしまう可能性もあります。反対に時間が余りすぎると、質疑応答が長引いて間延びした印象になりがちです。

    これらを防ぐためには、事前練習の段階から必ずストップウォッチで時間を測りながら進めることが重要です。当日も手元にタイマーを置き、常に残り時間を意識して話す癖をつけましょう。

    経験を重ねるうちに、自然と「ちょうどよいテンポ」で説明できるようになります。時間管理の精度は、説明会のプロフェッショナリズムを示す要素の一つです。

    沖電気工業株式会社

    沖電気工業株式会社(OKI)は、ATMや通信インフラ、交通・防災システムなど、社会インフラに欠かせないシステムや機器を提供するBtoBメーカーです。デジタル技術とものづくりを掛け合わせ、「タフネス」を強みに社会課題の解決に取り組む一方で、新卒採用では激動の時代に対応できる「前向き×多様性」を持った人材に自社の魅力をどう届けるかが課題でした。

    そこでOKIは、Z世代がよく利用する就活メディアとして認知していたワンキャリアが主催する、数十社規模のオフライン合同企業説明会に出展することを決定。オンライン主体の環境下でも「学生と直接会い、OKIの実情や価値観を率直に伝えながら相互理解を深める」という採用方針を体現できる場として位置付けました。

    その結果、当日は約10名の学生と質の高い対話の機会を得ることができ、そのうち2名が内定承諾に至りました。中にはイベント参加前は社名すら知らなかった学生もおり、「偶然の出会いからOKIに興味を持ち、対話を通じて志望度が高まる」というオフラインならではの体験価値が生まれています。企業側が一方的に選ぶのではなく、「実情を隠さず伝え、学生から選ばれる企業を目指す」というスタンスを、合同説明会という場で具体的な行動として示したことが、OKIの採用強化につながった事例と言えます。

    株式会社サイバーエージェント

    サイバーエージェントは「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」を掲げ、メディア・広告・ゲーム・AI・DXなどを展開する企業です。新卒では「素直でいい人」を重視し、社内で事業を創る人材の採用を目指しています。

    同社の課題は、オフライン説明会の負担が大きい点や「自社発信ではなく第三者視点で魅力を深掘る動画を作りたい」というニーズでした。学生の動画視聴傾向を捉え、会社説明会を動画視聴→選考へと最適化する方針と相性が良かったことから、ワンキャリアの動画コンテンツを活用しました。

    結果として、ワンキャリアの動画コンテンツを活用したことで、同媒体経由で選考に進む学生の割合が他媒体を大きく上回る成果を得られました。

    小田急電鉄

    小田急電鉄は「地域価値創造型企業」を経営ビジョンに掲げ、鉄道事業を中心に沿線地域の活性化や多角的な事業展開を行っています。しかし「鉄道会社」というイメージが強く、企業の多彩な魅力が学生に十分伝わっていないという課題を抱えていました。

    そこで小田急電鉄は合同説明会を、学生に事業の幅広さや企業の魅力を理解してもらう絶好の機会と位置づけ、積極的に参加しました。合同説明会では鉄道事業以外の沿線開発や不動産、観光事業など多角的な事業内容を紹介し、学生の興味を引きました。さらに社員自身が仕事内容ややりがいを語ることで、会社の雰囲気や価値観が伝わる工夫も行っています。

    また、合同説明会を通じて学生の率直な意見や質問を収集し、採用活動の改善に役立てる姿勢を示しました。この相互コミュニケーションにより、単なる情報提供の場を超えた質の高いマッチング機会が生まれ、企業としても成果をあげています。

    小田急電鉄の取り組みは、合同説明会を活用して企業理解を深めるだけでなく、採用活動自体の質の向上につなげた成功事例として注目されています。

    いかがでしたでしょうか?

    本記事では、合同説明会のメリットやデメリット、出展相場、流れ、成功させるためのポイント、成功事例を順に紹介しました。

    合同説明会は、企業側は短期間で多くの学生と接点を持つことができ、知名度の低い企業や採用コストを抑えたい企業にとって有効な手段となります。一方で、限られた時間の中で詳細な説明が難しいことや、多くの競合他社に埋もれてしまうリスクもあります。こうした課題を乗り越えるためには、事前準備やブースの工夫、対話を重視したコミュニケーションが不可欠となっています。

    本記事の内容を参考に、合同説明会を上手に活用することで、効率的な採用活動が実現できることを願っております。

    人気のダウンロード資料

    ピックアップ記事