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内定ブルーの原因は?新卒に人事ができる対処法や注意点を解説

内定ブルーの原因は?新卒に人事ができる対処法や注意点を解説

目次

    学生から内定承諾をもらったにもかかわらず、しばらくした後に内定を辞退された経験のある人事も多いでしょう。ほかの企業での内定を優先したケースがほとんどですが、理由を掘り下げてみると内定獲得後の漠然とした不安感から内定辞退に至っていることもあります。

    内定獲得後の不安感や憂鬱さは、最近では内定ブルーと呼ばれています。内定承諾の歩留まりを上げるためにも、なぜ学生が憂鬱な気分になるのかを解明することが大切です。

    この記事では、学生が内定ブルーになる理由から、新卒採用担当人事の皆さんができる対処法について解説していきます。

    内定ブルーとは、新卒学生が就職活動の過程で内定を得た後に感じる、漠然とした不安や憂鬱な気持ちを指します。

    この現象は、内定を受けた喜びと同時に、これから始まる社会人生活への不安やプレッシャーが入り混じることから生じます。

    多くの学生にとって、内定は就職活動のゴールであり、努力の結果でもあります。

    しかし、内定を手にした瞬間から、新たな生活への期待とともに、未知の環境に対する不安が芽生えます。これが「内定ブルー」と呼ばれる状態です。

    内定ブルーは、学生が抱える不安感やプレッシャーを象徴するものであり、特に初めて社会に出る新卒者にとっては、避けて通れない感情と言えるでしょう。

    この状態を放置すると、内定辞退やモチベーションの低下につながる可能性があるため、人事担当者はその兆候を見逃さず、適切なサポートを提供することが重要です。

    内定ブルーは、個々の学生の性格や状況によって異なりますが、共通しているのは「未知への不安」です。

    この不安を軽減するためには、内定者が安心して新しい環境に飛び込めるようなサポート体制を整えることが求められます。

    【関連記事】内定辞退率とは?平均値や推移から低下する原因と改善方法のポイント

    学生が内定ブルーになりやすいタイミングは、大きく分けて以下の4パターンです。

    • 内定承諾後(3月~7月)
    • 夏休みの後(7月~8月)
    • 内定式後(10月以降)
    • 入社式前(3月)

    内定ブルーになりやすいタイミングとして、内定先の企業のイベントに参加する前後と、長期休暇明けで友人と会う時期があげられます。

    特に内定承諾がほかの企業と比較して早期の場合、内定ブルーにより内定辞退した後にほかの企業にエントリーし直そうとする動きも見られやすいため注意が必要です。

    内定ブルーは、新卒の学生が内定を得た後に感じる不安や憂鬱な気持ちを指します。

    多くの学生が自覚の有無に関わらず体験することが多く、主に以下の5つの理由に起因していることが多いです。

    社会人になることに対しての漠然とした不安

    学生が初めて社会に出るにあたり、社会人になる自分に対しての漠然とした不安感から内定ブルーになることがあります。

    初めて社会に出る学生にとって、学生生活から社会人生活への移行は大きな転換点です。

    これまでの生活とは異なり、責任ある立場で業務を遂行することや、社会人としてのマナーを身につける必要があります。

    どうなるかわからない不安感から、努力して手に入れた内定でも、逃げてしまいたい気持ちになることがあります。

    新しい環境になじめるかの不安

    新しい職場での人間関係や職場文化に適応できるかどうかも、大きな不安要素です。

    特に、これまでとは異なる価値観やルールに直面する可能性があるため、新しい環境にうまく馴染めるかどうかを心配する学生は少なくありません。

    学生時代とは異なり、社会人になると苦手な人がいたとしても関わる機会を絶つことはできません。

    また対応する業務に責任が生じますので、社会人としてのルールを守りながら、うまく環境に適応しながらやっていけるかも漠然としています。

    環境は実際に入ってみないと自分に合うかどうかはわからないため、入社までの期間憂鬱な気分で過ごす学生も多いです。

    内定先の選択ミスへの不安

    就職活動中に多くの企業を検討した結果、最終的に選んだ内定先が本当に自分に合っているのか、後悔することはないのかという不安も大きな要因です。

    最近では1人の学生が複数社の内定を獲得しているケースも多く、複数の要素を比較して入社する企業を絞っていきます。

    絞り込みをする過程で、どちらに入社するか迷ってしまい、決断はしたもののもう一社の企業の方がよく見えてしまうこともあります。

    学生自身の決断が本当に正しいのか、正解がわかるまでの期間が長いため、不安感を解消できないまま憂鬱な気持ちに陥ってしまうことがあります。

    企業口コミへの不安感

    インターネット上には企業の口コミや評判が数多く存在します。

    これらの情報が必ずしも正確であるとは限りませんが、否定的な口コミを目にすると、内定先についての不安が増幅されることがあります。

    特に、働き方や職場環境に関するネガティブな情報は、学生の不安を煽る要因となります。

    企業研究をする時には目につかなかったものの、実際に働く先としてとらえ始めた際に、悪い口コミが一転して不安要素に変わることがあります。

    口コミが事実であるかどうかは別にして、ネガティブな声は頭に残りやすく、内定承諾の決断が果たして正解だったのか不安になってしまうケースが多いです。

    活躍できるかの不安

    自分が内定先で期待される役割を果たせるか、成果を上げられるかという不安も、内定ブルーの一因です。

    特に、自分の能力やスキルが十分に発揮できるかどうか、周囲の期待に応えられるかを心配する学生は多いです。

    学生の中にはすでに長期インターンで社会人に交じってビジネスを学んでいる人材もおり、最初から戦力になるポテンシャルを持っていることもあります。

    優秀なほかの内定者と自分を比較して、本当に自分自身が活躍できるのか、不安に感じてしまうことが多いです。

    内定ブルーを放置することは、企業にとっても内定者にとっても重大なリスクを伴います。

    内定者の学生に対して、企業側から適切な対応をしないと、以下の2つのケースに陥る可能性があります。

    新卒の内定辞退につながる

    内定ブルーを放置すると、内定者の不安やストレスが増大し、最終的には内定辞退につながる可能性があります。

    内定者が抱える不安を軽視すると、彼らは自分の選択に自信を持てず、入社前に辞退を決断するかもしれません。

    内定承諾後に辞退されてしまうと、追加で同学年の学生を採用して補填することはできません。

    本来配属予定の部署の人員を中途採用を活用して補填したり、人員配置の見直しが必要になるため、金銭的にも時間的にもコストに無駄が生じます。

    採用ミスマッチにつながる

    内定ブルーを放置することで、内定者が不安を抱えたまま入社した場合、採用ミスマッチが発生するリスクが高まります。

    不安を抱えたままの状態では、内定者が企業文化や業務内容に適応できず、早期離職やパフォーマンスの低下を招く可能性があります。

    仕事に対するモチベーションは個人の課題だけではなく、ほかの社員にも間接的に影響を及ぼす可能性があります。

    部署やチーム全体の生産性にかかわる可能性がありますので、入社前に解消しておくことが大切です。

    内定ブルーを効果的に解消するためには、企業の人事部門が積極的にサポートを行うことが重要です。

    以下に、内定者の不安を軽減し、スムーズな入社を促すための具体的な対処法を紹介します。

    内定者への定期的な連絡

    内定ブルーを解消するためには、内定承諾後も学生と定期的な連絡をすることが大切です。

    メールだけではなく、オンライン会議ツールを活用したり、オフラインでのコミュニケーションも導入してみましょう。

    内定ブルーに陥る原因として、入社までの期間が長く企業との接点を感じられないことがあげられます。

    実際に上司になる担当者と連絡をして関係性を深めたり、人事担当者から入社に対しての不安感をヒアリングし、一緒に解決に向けて考えることも大切です。

    漠然とした不安感を解消するために、企業とのつながりを作ることで内定ブルーからの内定辞退の確率を下げられる可能性があります。

    入社後の明確なキャリアプランを提示する

    入社後のキャリアプランを具体的に提示することで、内定者は将来の展望を持ちやすくなります。

    どのようなスキルを身につけられるのか、どのようなキャリアパスがあるのかを明確に示すことで、内定者の不安を軽減し、モチベーションを高めることができます。

    入社後の研修の後、どこに配属される予定なのか、配属先が決まってなくともどんなロジックで配属先が決まるかを明確にしておきましょう。

    入社後のキャリアが不透明な状態だと、向上心の高い学生にとっては、入社へのモチベーションが低下する要因にもなりかねません。

    ほかの内定者と交流する機会を作る

    自社の社員とのコネクションだけではなく、ほかの内定者と交流する機会を作ることも大切です。

    同時期に入社するほかの学生と、同じ境遇であることや入社に対する不安感を共有することで連帯感を作り上げることもできます。

    関係性を深めることで相互扶助につながる可能性もあり、内定ブルーを軽減してくれる可能性もあります。

    内定者インターン制度で職場に慣れてもらう

    内定者向けのインターン制度を導入することで、実際の職場環境に慣れてもらうことができます。

    短期間のインターンを通じて、業務内容や職場の雰囲気を体験することで、入社後のギャップを減らし、スムーズなスタートを切ることが可能です。

    また企業側としても学生のうちから業務にふれてもらうことができるため、研修の手間が省けたり早期に即戦力になってくれたりする可能性があります。

    先輩社員との交流の場所を作る

    先輩社員との交流を促進することも、内定ブルーの解消に役立ちます。

    メンター制度やランチミーティングを通じて、内定者が先輩社員と直接話す機会を提供します。

    先輩社員からのアドバイスや経験談を聞くことで、内定者は安心感を得ることができ、入社後のイメージを具体化することができます。

    新卒の内定辞退を防ぐためには、内定ブルーの解消が欠かせません。

    内定ブルーは、多くの新卒者が抱える不安やストレスの総称であり、これを放置すると内定辞退のリスクが高まります。

    企業は積極的に内定者をサポートし、彼らが安心して入社できる環境を整えることが重要です。

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