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「新卒採用におすすめの媒体一覧を見たい」「新卒採用の媒体を比較したい」と考えている採用担当者必見! こちらの記事では、新卒採用におすすめの媒体を20個紹介します。また、各媒体の特徴・メリットやデメリットの比較や、媒体の選び方も解説しますので、ぜひ参考になさってください。
近年の新卒採用の動向
新卒採用市場は年々変化を続けており、企業の採用活動にも柔軟な対応が求められています。ここでは、学生の就職活動における意識や行動の変化、それに影響を与えている社会的背景について解説します。
売り手市場で「学生が企業を選ぶ」
少子化や企業の採用競争激化を背景に、現在の新卒市場は売り手市場となっています。学生側が企業を選ぶ姿勢が強まっており、企業にはより魅力的な情報発信や採用体験の設計が求められています。
背景1. インターンシップが早期化している
近年、就職活動の早期化にともない、インターンの実施時期も前倒しされる傾向にあります。企業は本選考前に学生との接点を持つため、大学3年生の夏や秋からインターンを積極的に開催しています。
一方、学生もインターン参加を通じて業界理解や企業との相性を見極めようとしており、インターンが実質的な採用活動の入口となっているケースも少なくありません。このように、学生と企業の接点が早期に形成される構図が定着しつつあります。
背景2. 内定率が高まっている
売り手市場の継続により、学生の内定率は年々上昇しています。企業側は人材確保を急ぐあまり、より早い段階で内定を提示する傾向が強まっており、大学4年生の春までに複数社から内定を得る学生も珍しくありません。
こうした状況下では、採用競争が激化する一方で、学生にとっては選考期間が短縮され、意思決定のスピードも求められるようになっています。企業は魅力を早期に訴求できる手段を講じる必要があるといえるでしょう。
就職先を知ったきっかけは「就職情報サイト」が多い
学生が就職先を知るきっかけとして最も多いのは、「就職情報サイト」といわれています。特に「昔から知っていた」といった事前の認知に比べても圧倒的に多く、学生の企業認知における重要度が際立ちます。
特に知名度が高くない中小企業にとっては、こうしたサイトを活用することが、学生との接点を持つための有効な手段となっています。
学生に人気の就職サイト
就職活動では、従来型のナビサイトが依然として多くの学生に利用されています。なかでも知名度の高い「マイナビ」や「リクナビ」、「ワンキャリア」は、文系・理系を問わず幅広い層から支持を集めています。
また近年は、「OfferBox」「dodaキャンパス」「キミスカ」といった企業から直接オファーが届くダイレクトリクルーティング型のサービスも広がっています。
学生はナビサイトとダイレクトリクルーティング型のサービスを併用しながら、複数のチャネルを活用して企業との接点を増やしています。
新卒採用の媒体を選ぶときのポイント4つ
数多く存在する採用媒体のなかから、自社に合った手段を選ぶことが成果に直結します。ここでは、採用媒体を選定する際に押さえておくべき4つの重要なポイントについて解説します。
ターゲット層がマッチしているか
新卒採用媒体を選定する際は、自社が求める学生層とその媒体のユーザー層が一致しているかを確認することが重要です。全国から幅広く学生を集めたい場合には、大手求人サイトのように広範囲なリーチ力を持つ媒体が適しています。
一方、地方学生や特定業界志望者など、より絞り込んだ層をターゲットにするなら、専門性の高い媒体を選ぶことが効果的です。媒体ごとの特徴を理解した上で、採用ターゲットに最適なチャネルを見極めることが採用成功の鍵となるでしょう。
実績が豊富であるか
媒体の選定では、過去の採用実績が十分にあるかも見極めるべきポイントです。たとえば「マイナビ」や「リクナビ」のような大手求人サイトは、数十万単位の学生が登録しており、母集団形成において非常に有利です。
また、特定の業界や中小企業向けに強みを持つ媒体も存在するため、自社の規模や業種に合った実績を持つ媒体を選ぶ必要があります。
さらに、OfferBoxやdodaキャンパスといったスカウト型サービスも実績を伸ばしており、ナビサイトとの併用でより幅広い学生層にリーチできるでしょう。
予算が適切であるか
媒体選びは、予算に見合った効果が得られるかどうかを慎重に見極める必要があります。大手ナビサイトでは、掲載費用が数十万円から、場合によっては100万円以上かかることもあり、費用対効果を把握しないまま導入すると無駄なコストが発生する可能性があります。
単にエントリー数だけを見るのではなく、選考通過率や内定承諾率も含めた成果を評価指標とすることが重要です。予算の範囲内で最も効果が見込める媒体を選ぶことが、新卒採用成功の第一歩となるでしょう。
サポート体制は整っているか
求人媒体を利用する際は、媒体側が提供するサポート内容も確認しておくべきです。特に初めて利用する企業や採用ノウハウが乏しい場合には、運用支援の有無が大きな差となります。
安価な媒体やスカウト型サービスでは、掲載や学生へのアプローチなどをすべて企業側が担うことが多く、負担が大きくなりがちです。その点、ナビサイトには合同説明会やオンラインイベントなどの支援サービスを提供しているケースも多く、採用活動の効率化や学生との接点拡大につながります。
【種類別】新卒採用手法の比較|特徴やメリットを解説
次に、新卒採用手法について、その特徴やメリット・デメリットを比較しましょう。
ここでは、就職サイト・ダイレクトリクルーティング・人材紹介・SNS採用・新卒採用代行サービスの5種類に分けて解説します。
1. 就職サイト
就職サイトは、企業が掲載料を支払って求人情報を掲載し、幅広い新卒就活生にリーチできる媒体です。代表的なものに「ワンキャリア」「マイナビ」「リクナビ」などがあり、新卒・中途を問わず対応しています。
就職サイトは、短期間で複数名を採用したい場合や、応募数を増やしたい企業に向いています。スカウト機能や特集枠などのオプションを活用することで、採用成功率を高められるのも特徴です。全国規模での情報発信も可能で、地方企業の採用支援にも役立ちます。
メリット
就職サイトは、掲載から応募・採用までのスピード感があり、多くの新卒就活生が登録しているため、幅広い人材にアプローチできます。応募数が集まりやすく、採用単価を抑えやすい点も魅力です。
また、スカウト機能や特集枠など、効果を高めるためのオプションも豊富で、求人原稿の工夫によって他社との差別化も可能です。特に営業や事務、販売職など応募数が見込める職種に適しており、短期間で複数名を採用したい企業に向いています。
デメリット
一方で、就職サイトは掲載課金が一般的なため、採用できなかった場合でも費用が発生するリスクがあります。特に競合の多い職種では、基本プランでは埋もれてしまうこともあり、上位表示や特集枠などの追加費用が必要になるケースもあります。
また、知名度の高い企業に応募が集中しやすく、中小企業では苦戦することも少なくありません。さらに、応募が多い分、選考や対応の手間が増える可能性も考慮しておく必要があります。
2. ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングは、登録された新卒学生に対して企業が直接スカウトを送ることで、応募を促す採用手法です。代表的なサービスには「ビズリーチ」や「Wantedly」などがあり、特定のスキルを持つ専門人材や、求人広告などでは届きにくい潜在層へのアプローチが可能です。
費用形態は「成功報酬型」と「定額制」に分かれ、成功報酬型では、1名の採用あたり30〜40万円程度の費用が発生し、少人数採用に向いています。定額制の場合は初期費用がかかりますが、採用人数が増えるほど1人あたりの単価を抑えられるため、大量採用に適しています(※1)。
このように、ダイレクトリクルーティングで新卒採用を行う場合には、自社の採用計画に合った料金体系を選び費用対効果を最大限に高めることが重要です。
(※1)参考:キミスカ「キミスカの料金表」
メリット
ダイレクトリクルーティングの最大のメリットは、従来の求人広告では届きにくい優秀な人材に企業側から直接アプローチできる点です。特に即戦力を求める成長企業や専門職採用を行う企業に適しています。
ダイレクトリクルーティングでは新卒学生のスキルや志向性などを事前に確認した上でスカウトを送れるため、採用のミスマッチが起こりにくく、効率的な選考が可能です。
また、転職意欲が高くない層へのアプローチも可能なため、他社が取りこぼしている優秀な人材を確保できる可能性があることも魅力です。
デメリット
一方で、スカウト対象の選定やメッセージの作成といった一連の作業に相応の手間がかかることがデメリットです。採用担当者のリサーチ力や文章力によって成果が大きく左右されるため、採用業務にかけられるリソースが限られている企業には負担が大きく感じられることもあります。
また、スカウトを送ったとしても必ずしも返信が得られるとは限らず、一定数の不応答も想定しておく必要があります。
3. 人材紹介
人材紹介は、採用ニーズに合った候補者を紹介会社が代わりに探し出し、企業へ推薦してくれるサービスです。
紹介料は成果報酬型で、採用が成立した場合に支払うのが一般的です。
特に専門性の高い人材や、即戦力を効率的に採用したい企業に向いていますが、コストは比較的高めといえるでしょう。
メリット
人材紹介の最大のメリットは、採用工数を大幅に削減できることです。担当者(キャリアコンサルタント)が候補者の発掘やスクリーニング、初回面談などを代行するため、企業の採用担当者の負担を大幅に軽減できます。
また、専門のコンサルタントが企業のニーズに合った質の高い学生を厳選して紹介するため、マッチング精度が自然と高くなることもメリットの1つです。
デメリット
一方で、コストが比較的高いことや紹介される人数に限界があることがデメリットです。
人材紹介は成功報酬型のため、他の採用手法と比べてコストが高くなります。また、大量にアプローチはできないビジネスモデルのため、紹介される候補者数に限りがあります。
4. SNS採用
SNS採用は、「ソーシャルリクルーティング」とも呼ばれ、FacebookやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSを通して行う採用のことです。SNS上で自社の取り組みや雰囲気を日常的に発信することが一般的です。
メリット
SNS採用のメリットとして、費用があまりかからない、幅広いターゲット層へのリーチ、リアルタイムな情報発信による企業ブランディングなどが挙げられます。
費用に関して、従来の求人媒体と比較して、SNSでの情報発信は低コストで実施できます。特に自社アカウントでの発信であれば、継続的な投稿コストのみで多くの学生にリーチ可能です。
また、SNSで情報を集める学生が多いからこそ、従来の就活媒体を利用しない学生にもアプローチできるため、幅広いターゲット層にリーチできます。
さらに、企業の日常や社員の様子をリアルタイムで発信することで、認知度向上や企業ブランディングにも寄与します。
デメリット
一方で、運用負荷が高いことや即効性に欠けることがデメリットです。
SNS採用においては、継続的なコンテンツ作成・投稿・コメント対応など、日々の運用に多くのリソースを割く必要があります。また、フォロワーの獲得や認知度の向上には時間がかかるため、短期間での採用成果を期待することは難しいです。
これらのメリット・デメリットを踏まえ、自社の採用戦略や運用体制に合わせてSNS採用の導入を検討することが重要です。
5. 新卒採用代行サービス
メリット
新卒採用代行サービスの最大のメリットは、採用のプロが代行することで、企業の人事担当者の工数が大幅に削減されることです。
例えば、書類選考・面接調整・候補者とのやり取りなど、時間のかかる業務をアウトソースできるため、企業の人事担当者はコア業務に集中できるようになります。
また、新卒採用代行会社は豊富な経験と専門知識を持っているため、効果的な採用手法や最新の採用トレンドを活用した質の高い採用活動が期待できることも特徴です。
デメリット
一方で、採用業務を外部に依存することで、社内に採用に関するノウハウやスキルが蓄積されないことがデメリットです。自社に採用のノウハウやスキルが蓄積されないため、そのままでは将来的な採用力の向上は期待できないでしょう。
また、新卒採用代行サービスはサービス利用料金が高額になる場合があり、特に長期間利用する場合は内製化よりもコストが高くなる可能性があることも注意です。
【19選】新卒採用媒体の比較一覧
新卒採用では媒体選びが採用の質を左右するといっても過言ではありません。ここでは、知名度や実績、特徴の異なる19の新卒採用媒体を紹介します。
ワンキャリア
ワンキャリアは、32万人の学生が利用している注目の新卒採用媒体です。2025年卒学生を対象におこなった「1年を通して最も利用した就職サイト」では、マイナビに次いで2位に選ばれた実績を持ちます。
ワンキャリアの最大の強みは、就活生による50万件以上の豊富なクチコミ情報です。エントリーシート(ES)や選考情報など「受かるための情報」を豊富に掲載していることで学生から支持されており、さらに上位校学生の登録率が非常に高いところが強みとなっています。自社や競合他社に寄せられた「学生からのリアルな声」をいつでも閲覧し、それらを新卒採用に生かすことができます。
また、自社の採用計画や採用ターゲットに基づき、求人掲載からスカウト機能まで幅広いサービスを提供しています。時期を問わず、インターン・本選考の募集が可能で、年間を通じた採用活動もサポートします。また、原稿作成・入稿まで代行させていただくことも可能で、採用担当者の負担軽減も図れます。
ワンキャリアはクチコミを重視する現代の就活生にアプローチできる、新しいタイプの採用媒体だといえるでしょう。
マイナビ
マイナビの新卒紹介は、新卒採用に特化した人材紹介サービスで、就職情報サイト「マイナビ」と連携しながら、企業のニーズに応じた学生をピンポイントで紹介する仕組みが整っています。
最大の特徴は、学生一人一人に専任のキャリアアドバイザー(CA)がつき、企業の魅力を丁寧に伝えることで志望度を高められる点です。求人票では伝えきれない社風や働き方をCAを通じて訴求できるため、マッチ度の高い採用が可能です。
また、紹介型の採用だけでなく、インターンや仕事体験への学生動員にも対応しており、早期からの母集団形成にも効果を発揮します。費用面でも安心感があり、内定辞退や早期離職があった場合は返金保証制度が用意されています(※2)。
(※2)参考:マイナビ新卒紹介「マイナビの新卒紹介サービス」
リクナビ
リクナビは、学生の9割以上が利用する国内有数の新卒採用サイトであり、特に中小企業の採用支援に強みを持っています。掲載企業のうち約56%が従業員規模300名未満であり、企業規模に関係なく、学生の行動履歴に基づいたレコメンド機能によって、自社に関心を持ちそうな学生にリーチできる仕組みが整っています。
また、学生データ管理システムを活用することで、エントリー情報や選考進捗(しんちょく)を一元管理でき、採用業務の効率化が図れます。さらに、OpenESを活用すれば学生の書類提出率向上にもつながり、企業側は共通フォーマットで管理しやすくなるメリットがあります。
適性検査「SPI3」も導入でき、自社に合う人材かどうかを選考前に見極めるサポートも可能です。中小企業でも、効果的に欲しい人材と出会える環境が整っているのが、リクナビの魅力です(※3)。
(※3)参考:リクナビ「リクナビとは」
Unistyle(ユニスタイル)
Unistyle(ユニスタイル)は、新卒採用に関する多様な課題に対して柔軟な提案ができる総合型の採用支援サービスです。母集団形成から選考管理、内定者フォローに至るまで、企業の採用活動全体をサポートする幅広いサービスを展開しています。
たとえば、就職サイトの取り扱いに加えて、インターン支援や合同企業説明会、さらにはSNS広告や採用ツールの制作といった、訴求力強化の支援にも対応しています。また、地方や理系学生、高学歴層などターゲットに応じたダイレクトリクルーティングや新卒紹介も充実しており、ニーズに合わせた最適な手法を提案してもらえます。
さらに、採用業務を効率化する採用管理システムや、適性検査などの選考支援ツールも提供しているため、戦略的かつ実務的な支援体制が整っているのが特徴です。採用戦略の立案から実行・改善まで、あらゆる段階で企業に寄り添う存在といえます(※4)。
(※4)参考:みんなの採用部「新卒採用サービス一覧」
キャリタス就活
キャリタス就活は、「本音をきく、本気でこたえる。」をコンセプトに、初めての就職活動に取り組む学生の不安に寄り添う就活情報サービスです。インターン情報や企業の採用情報に加えて、先輩のクチコミ、対話型イベント、アドバイザーに直接相談できる「あんしん相談」など、多様なコンテンツを提供しています。
会員登録数は約70万人、掲載企業数は2万社以上と、業界でも最大級の規模を誇ります。また、企業側には「キャリタス就活マネージャー」という採用管理システムが無料で提供されており、原稿作成や学生管理、スカウト配信などの機能により、効率的な採用活動を支援しています。
加えて、操作マニュアルやカスタマーサポート、入稿作業の支援など、サポート体制も充実しており、初めての導入でも安心して活用できる点が魅力です(※5)。
(※5)参考:キャリタス就活「学生に本気で寄り添う、新卒向け就職メディア」
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)は、会員数60万人を誇る新卒向けの就職情報サイトであり、大学1年生から4年生まで、幅広い学年にアプローチできる通年採用型のサービスです。
プレエントリー型とスカウト型を兼ね備えたハイブリッド形式で、学生からの応募を受け付けつつ、企業からもダイレクトにアプローチが可能です。また、企業理解を深める動画コンテンツの提供や、合同企業セミナー「就職博シリーズ」、少人数制の「就活サポートmeeting」など、リアルイベントを通じた相互理解の場も充実しています。
さらに、平均開封率44%を誇るダイレクトスカウト機能により、自社にマッチする人材へ効率的にアプローチできる点も強みです。初めて利用する企業にも専任のカスタマーサクセス担当がつくため、安心して活用できる支援体制が整っています(※6)。
(※6)参考:Re就活キャンパス「入社2年目で戦力になれる学生に出会えるダイレクトリクルーティング型新卒採用サイト」
OfferBox(オファーボックス)
OfferBox(オファーボックス)は、登録学生数約22万人、累計導入企業社数が2万社を超える、スカウト型の新卒採用プラットフォームです。適性検査「eF-1G」による活躍人材分析をもとに、自社にマッチする学生像を可視化し、ミスマッチを防ぐアプローチが可能です。
学生検索機能は高いプロフィール入力率を生かし、基本的な条件だけでなく自由キーワードでの絞り込みにも対応しています。さらに、AI(人工知能)アシスト機能が過去のオファー傾向や学生の反応をもとに、承認されやすい候補者を表示することで、効率的な検索を実現しています。
オファー送信は1件ずつ行う設計となっており、高い開封率を実現しています。専任のカスタマーサクセスが、オファー計画の策定や検索方法まで細かくサポートしてくれるため、初めての企業でも安心して利用できます(※7)。
(※7)参考:OfferBox「【企業向け】OfferBox(オファーボックス)」
dodaキャンパス(デューダキャンパス)
dodaキャンパスは、ベネッセとパーソルが共同で展開する新卒向けのダイレクトリクルーティングサービスです。企業が学生に直接オファーを送ることができ、従来のエントリー待ち型サービスとは異なり、攻めの採用を実現します。
学生は学部・学科を問わず全国から登録しており、体育会系やプログラミング、留学経験者など多様なバックグラウンドを持つ人材と出会うことが可能です。また、オファーには通数制限がなく、専任のカスタマーサクセスが運用方法のアドバイスから改善提案までを継続的にサポートしてくれます。
さらに、低学年層にもアプローチできる点や、イベント招待・インターン案内などの用途にも対応しているため、長期的な採用計画にも活用できます。定額制と成功報酬制の2種類の料金プランがあり、企業の予算や採用戦略に合わせて柔軟に選択できるのも大きな特徴です(※8)(※9)。
(※8)参考:dodaキャンパス「【企業様向け】スカウト型新卒採用サービス『dodaキャンパス』」
(※9)参考:dodaキャンパス「よくあるご質問」
キミスカ
キミスカは、スカウト型新卒採用に特化したプラットフォームで、企業が求める学生に直接アプローチできる多彩な機能がそろっています。レコメンド検索機能では、自己PRや適性検査の結果をもとに、既存の高評価学生と似た学生を自動で提案してくれます。
さらに、適性検査により能力や性格を定量的に把握し、より精度の高いターゲティングを実現します。また、説明会や面接の日程調整、Zoom連携、内定者フォローまでキミスカ内で一貫して管理可能で、採用業務全体の工数削減につながります。
加えて、AIが企業の特徴と学生の志向性を照らし合わせてスカウト文を生成する「AIスカウト生成機能」も搭載しています。サポート体制も充実しており、導入時のキックオフミーティングや1on1相談、定期的な運用分析により、各企業の課題に応じた最適な運用支援が受けられます(※10)。
(※10)参考:キミスカ「どこよりも先にアプローチ!ターゲット学生の母集団形成ならキミスカ」
Lab Base就活(ラボベース就活)
LabBase就活は、理系学生に特化したスカウト型新卒採用サービスです。機電・情報系を中心としたハイスキルの理系学生が多く登録しており、技術やスキル、志向性などの詳細なプロフィール情報をもとに、多彩な検索軸から自社にマッチする人材を効率的に見つけ出すことができます。
スカウト返信率は40%と高く、個別性のあるアプローチによって知名度に関係なく学生の興味を引きやすい設計がされています。さらに、AIアシスト機能により、募集作成から学生選定、スカウト文の自動生成までを効率化できるでしょう。
また、理系特化のイベント開催や採用要件定義コンサルティング、採用コンテンツ制作など、スカウト以外の支援も充実しています。専任コンサルタントによる伴走支援とダッシュボードでのデータ可視化により、理系採用を継続的に改善できる環境が整っています(※11)。
(※11)参考:Lab Base就活「【企業向け】理系採用ならLab Base就活」
Wantedly(ウォンテッドリー)
Wantedly(ウォンテッドリー)は、中途採用からインターンまで幅広い募集を自由に掲載できる採用プラットフォームです。職種や本数の制限なく掲載できる点が大きな特徴で、誰でも簡単に会社のビジョンや思いを伝えられるフォーマットが用意されています。
また、「ストーリー」機能を活用することで、単なる求人情報では伝えきれない自社の魅力を発信し、検索エンジンやSNSからの流入を促進できます。候補者のファン化や自社への興味喚起につなげることができるでしょう。
応募を待つだけでなく、攻めの採用活動も可能です。料金は成果報酬型ではなく、毎月定額のサブスクリプション制を採用しているため、採用単価を抑えたい企業にも適しています(※12)。
(※12)参考:Wantedly「採用担当者の方へ」
就職エージェントneo
就職エージェントneoは、2005年から新卒紹介サービスを展開している、業界でも老舗の新
卒向け人材紹介サービスです。登録学生数は年間約21万人にのぼり、関東・関西・中部を中心に全国で対応可能な体制が整っています。
職種や採用時期、採用人数などの企業ごとの細かな要望に応じて、適切な学生を紹介してくれるのが特徴です。また、理系学生や高学歴層に特化したサービスも用意されており、ターゲットに応じたマッチングも可能です。
マンパワーが不足しがちな中小企業に対しては、説明会や選考の代行といった支援も提供しており、初めての新卒採用でもスムーズに進められるようサポート体制が整っています。さらに、学生への丁寧なヒアリングを通じて志望度や志向を深く理解し、内定後の辞退率低下にもつなげる工夫がされています(※13)。
(※13)参考:みんなの採用部「就職エージェントneoとは?強み・特徴、料金や利用までの流れを徹底解説」
理系就職エージェントneo
理系就職エージェントneoは、理系学生の採用に特化した人材紹介サービスで、企業と学生双方の理解を深める橋渡し役として機能しています。全国の学生の中から、技術力や社風、将来性などに共感する理系人材をスクリーニングし、企業の採用ターゲットにマッチする学生を紹介しています。
ナビサイトでは伝えきれない企業の空気感や仕事内容の魅力、学生の人柄や価値観を、第三者の立場から丁寧に伝えることができる点が強みです。また、就職活動における交通や時間といった障壁を取り除くため、交通費支援サービス「ちほりけ」を展開しています。
これにより、地方学生との出会いの機会を創出し、企業の採用コストと時間の削減にもつなげています。知名度に頼らず、企業本来の魅力を学生に届けたいと考える企業にとって、有効な採用チャネルとなるサービスです(※14)。
(※14)参考:理系就職エージェントneo「採用をお考えの企業様へ」
paiza新卒
paiza新卒は、ITエンジニアを目指す学生に特化した就職支援サービスです。学生のプログラミングスキルや技術的な実績を可視化する「スキルチェック」によって、実力を正当に評価されながら企業とマッチングできます。
JavaやPython、C++など幅広い言語に対応し、実務に近い内容の問題でスキルを測定できます。また、スキルに応じて企業からスカウトが届き、カジュアル面談や一次面接へと進むことが可能です。
求人情報では開発言語や技術スタックの詳細まで掲載されており、自分のやりたい技術に合った企業を探しやすい設計です。すべての機能は無料で利用可能で、スキルベースの就活を重視するエンジニア志望の学生におすすめのサービスです(※15)。
(※15)参考:paiza新卒「paiza新卒とは?ITエンジニア向け転職・就活・学習サービス」
学生送客サービス
学生送客サービスは、新卒紹介で実績のある「就職エージェントneo」が運営する、会社説明会や選考への学生集客に特化したサービスです。年間約16万人の学生登録を誇る自社データベースから、企業の採用ニーズに合致する学生をピンポイントで集客できます。
初期費用がかからない点も特徴で、少人数採用やターゲットを絞った採用に適しています。登録学生とは専任アドバイザーが面談を実施しており、志望業界や志向を把握した上での送客が可能です。
大学キャリアセンターや研究室との連携により、全国各地からの学生集客にも対応しています。選考フローに応じた柔軟な費用設計も魅力で、採用活動の効率化と最適なマッチングをサポートしてくれるでしょう(※16)。
(※16)参考:みんなの採用部「学生送客の特徴・強み・料金をご紹介|初期費用なしで1名から送客可能!」
キャリアパーク
キャリアパークは、年間約40万人の学生が利用する就活ノウハウメディアのデータベースを活用し、新卒・既卒・第二新卒向けサービスを展開する企業の集客を支援するサービスです。
完全成果報酬型で初期費用は不要です。集客施策は月額30万円から実施可能で、投資対効果が明確なマーケティング手法として導入企業のリピート率は98%以上を誇ります。
人材紹介サービスやイベント予約獲得にも強みがあります。さらに、専任担当によるマーケティング支援がつくことで、運用工数を削減しつつ、事業成長につながる質の高い集客を実現します。送客数の最大化だけでなく、成果重視のプロモーションで、企業の成長を後押ししてくれる点が大きな特徴です(※17)。
(※17)参考:キャリアパーク「キャリアパーク送客支援サービス|法人のお客さま」
Facebook広告・Instagram広告
FacebookおよびInstagram広告は、求人募集において優秀な人材へ効率的にリーチできる手段です。Facebookでは無料でビジネスページに求人を掲載でき、ユーザーがそのまま応募できる導線が整っています。Messengerで学生管理や面接日程の調整も可能です。
一方、Instagram広告ではMeta社の詳細なデータを活用した高精度なターゲティングが可能です。年齢や性別、興味関心など多様な条件で絞り込みができるため、的確にターゲットへアプローチできます。1日100円から出稿可能な柔軟な予算設計や、潜在層への認知拡大効果も魅力です。
また、Instagramには多彩な広告フォーマットがあり、ストーリーズ広告や写真広告、動画広告、カルーセル広告、コレクション広告、発見タブ広告など、目的や訴求内容に応じて最適な形式を選ぶことができます。リアルタイム性や視覚訴求を生かして、求人情報を魅力的に届けられます。
新卒採用アウトソーシング
新卒採用アウトソーシングとは、採用活動の一部または全体を外部の専門会社に委託するサービスであり、RPO(Recruitment Process Outsourcing)とも呼ばれています。このサービスを活用することで、企業の採用担当者は限られたリソースのなかでも戦略的な業務に集中でき、より効率的な採用活動が実現可能です。
特に、説明会や面接の日程調整といった煩雑なオペレーション業務に時間を割けない企業や、人事部門の人員が限られている中小企業などにとっては、有効な選択肢です。
また、採用代行会社のノウハウを通じて、自社内に採用の知見を蓄積することも可能です。採用活動における質とスピードを両立させたい企業にとって、新卒採用アウトソーシングは有力な選択肢といえるでしょう。
新卒スカウト代行サービス
近年、Z世代をターゲットとした新卒採用において、スカウト配信は重要な手法となっています。欲しい人材にピンポイントでアプローチできる一方で、返信率の低さや運用工数の多さ、ターゲットの枯渇といった課題を感じている企業も少なくありません。
ネオキャリアの新卒スカウト代行サービスでは、スカウト配信業務をトータルで代行します。具体的には、媒体の選定からターゲット抽出、スカウト文の作成、実際の配信、さらに効果検証のためのレポート作成まで、一貫してサポートを提供します。
年間1万社以上の採用支援を行っているネオキャリアグループのノウハウを生かし、各媒体の特性や市況に応じた最適な施策を提案し、採用の成功につなげます。スカウトの運用が手間となっている企業にとっては、「もう1人の採用担当者」として頼れる存在です。
新卒採用媒体を活用する際の注意点
媒体を活用すれば必ず成功するというわけではなく、運用次第で効果が大きく変わります。ここでは、新卒採用媒体をより効果的に活用するために注意すべきポイントや、見落としがちな落とし穴について解説します。
コストと効果のバランスを取る
新卒採用媒体の利用には一定のコストが伴います。大手ナビサイトをはじめ、多くの媒体では基本掲載プランでも数十万円が必要で、さらにオプションを追加すると100万円以上になることもあります。
しかし、高額なプランを選択したからといって、必ずしも質の高い学生が集まるとは限りません。重要なのは、採用活動における費用対効果をしっかりと見極めることです。
単にエントリー数だけを指標とせず、選考通過率や内定承諾率、さらには入社後の定着率といった指標まで含めて、総合的に評価する必要があります。
コストをかける以上、それに見合った成果が得られるかをデータに基づいて判断し、媒体ごとの特徴や効果を分析しながら運用していくことが、新卒採用成功への第一歩です。
学生の求める情報提供を徹底する
現在の学生は、単なる求人情報だけではなく、「この企業で自分が働くイメージ」を持てるかどうかを重視しています。そのため、企業が提供する情報の質は、採用活動の成果を左右する重要な要素です。
仕事内容やキャリアパス、社内の雰囲気、実際に働く社員の声など、具体性のある情報を積極的に発信することが求められます。
たとえば「アットホームな職場」といった抽象的な表現では学生の共感を得にくく、逆にリアルなエピソードや社員同士の協力事例、活躍している人材像などを伝えるほうが、より深い理解と共感を得られます。
学生とのミスマッチを防ぐ上でも、誠実で具体的な情報発信は欠かせません。
自社の採用ブランドを強化する工夫を行う
新卒採用においては、企業の知名度やブランド力が応募数に直結します。大手企業であれば求人を掲載するだけで多くのエントリーを獲得できますが、中小企業やスタートアップの場合、ただ求人を出すだけでは学生の目に留まりにくいのが実情です。
そこで重要になるのが、採用ブランドを強化する取り組みです。たとえば、オウンドメディアやSNSを活用して、社内の雰囲気や社員の声を定期的に発信することで、企業への親近感や信頼感を高めることができます。
こうした情報発信は、企業の認知拡大だけでなく、学生に対して「自分に合う職場かどうか」を判断してもらうための有効な手段にもなります。媒体への掲載に頼るだけでなく、企業自身の発信力を高めていくことが、今後ますます重要になっていきます。
新卒採用の媒体に悩んでいるならワンキャリア!
近年の新卒採用は、売り手市場の加速やインターン早期化、内定率の上昇などにより、「学生が企業を選ぶ」時代へと変化しています。学生は就職サイトをはじめ、SNSやスカウト型サービスなど多様なチャネルを横断的に活用するため、企業側には戦略的な媒体選定が不可欠です。しかし、各媒体の特徴や強みは異なり、複数のサービスを比較・組み合わせるには時間も手間もかかります。
その点、ワンキャリアは、新卒採用に必要な機能を一元化した採用プラットフォームとして、貴社の新卒採用を強力に支援できます。実際に、大手からベンチャーまで幅広い企業が導入しており、豊富な学生データベースとスカウト機能に加え、イベント告知やエントリー管理などをオンラインで完結できます。
採用媒体の選択に迷ったら、単一のチャネルに依存せず、複数の手法を効果的に組み合わせられる「ハブ」となるサービスが理想です。ワンキャリアは、その役割を果たす強力なパートナーとなるでしょう。
おわりに
新卒採用市場は売り手市場が続き、学生優位の環境が定着しています。インターンの早期化や内定率の向上により、企業間の競争はますます激化しており、従来の採用手法だけでは優秀な人材の獲得が困難になっています。
このような状況下で成果を上げるためには、自社のターゲット層に最適な媒体を選択することが重要です。本記事で紹介した20の媒体は、それぞれ異なる特徴と強みを持っており、予算や採用目標に応じて使い分けることで効果的な採用活動を実現できます。
特に重要なことは、単一の媒体に依存せず、就職サイト、ダイレクトリクルーティング、SNS採用などを組み合わせた複合的なアプローチを取ることです。また、学生が求める情報を的確に提供し、自社の採用ブランドを強化する取り組みも欠かせません。
新卒採用を成功させるには、媒体選択だけでなく、継続的な効果測定と改善が不可欠です。本記事をご参考に、自社に最適な採用戦略を構築し、優秀な新卒人材の獲得を実現してください。

